楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の対応機種は?旧プランの契約解除料はどうなる?
2021年1月29日にから新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」が発表されました。
5G + 4G対応、1回線目は月間データ利用量1GB以下でプラン料金月額0円と言うとんでもないインパクトで話題になっていますね。
2021年4月1日より、現在の「Rakuten UN-LIMIT V」から「Rakuten UN-LIMIT VI」に手続き不要で自動的にアップグレードされます。
更に契約者数が先着300万人に到達するまでに申し込むと、月額利用料金2,980円が1年間無料となるキャンペーンLP ※期間中限定も同時に開催しています。
ただし、スマホのプランやキャンペーンは細かい条件を見落としがちです。後悔しないためにも、プランやキャンペーンの適用条件や注意事項を隅々まで読んでから申し込むのが鉄則となります。
私は2019年から楽天モバイルのスーパーホーダイプランSを使っています。36ヵ月契約ですのでまだ最低利用期間を満たしていません。それでも各種割引が適用されて安く運用できています。※「スーパーホーダイ、組み合わせプラン」は2020年4月7日で新規受付は終了しています。
しかし、ダイヤモンド会員割引が1年間、楽天会員割引と長期割が2年間で終了することを考えると「Rakuten UN-LIMIT VI」は魅力的です。
結論を言うと「Rakuten UN-LIMIT V」に移行しました。おそかれはやかれなので。
もちろん「Rakuten UN-LIMIT VI」で使える機種や契約解除料のことを調べて移行しましたのでまとめておきます。
目次
Rakuten UN-LIMIT VIの特長
はっきり言ってこのプランは凄いの一言に尽きます。ざっとRakuten UN-LIMIT VIの特長を挙げておきます。
- 1回線目のみデータ利用量1GBまでプラン料金無料
- 高速データ容量は楽天回線エリアで無制限(※楽天基地局に接続時)。楽天回線エリア外は最大1Mbpsで使い放題。パートナー回線エリアのデータ容量は5GB
- 国内通話は「Rakuten Linkアプリ」を利用するとかけ放題
- 契約事務手数料無料
- SIM交換手数料無料
- SIM再発行手数料無料
- MNP転出手数料無料
- 契約解除料無料
- 最低利用期間なし
これまでの格安SIMの常識がくつがえるほどのインパクトです。5Gはエリア外だとしても、4Gで問題なければ移らない理由が見当たらないくらいですね。
Rakuten UN-LIMIT VIの対応エリア
Rakuten UN-LIMIT VIは楽天回線を使ったサービスですので、事前に対応エリアかどうかを確認しておきます。楽天回線エリア外の場合はパートナー回線(au回線)エリアかどうかも確認しておきます。どちらかのエリア内でないと通信できないので注意が必要です。
楽天モバイルのトップページ下部から確認することができます。
Rakuten UN-LIMIT VIの対応機種
「Rakuten UN-LIMIT VI」を利用する場合は、楽天回線に対応した端末が必要になります。動作保証されている機種は以下の通りです。
- Fujitsu Connected Technologies
- arrows RX
- Pixel 4
- Pixel 4 XL
- Pixel 4a
- Pixel 4a(5G)
- Pixel 5
- HUAWEI
- HUAWEi nova 5T
- HUAWEI nova lite 3
- HUAWEI P30 lite
- NEC Platforms
- Aterm MP02LN
- Aterm MR05LN RW
- OPPO
- AX7
- Find X
- OPPO A5 2020
- OPPO A73
- OPPO Reno A 128GB
- OPPO Reno3 A
- R17 Pro
- Reno 10x Zoom
- SAMSUNG ELECTRONICS JAPAN
- Galaxy A7
- Galaxy Note10+
- Galaxy S10
- SHARP
- AQUOS R compact SH-M06
- AQUOS R compact SH-M09
- AQUOS R5G
- AQUOS sense lite SH-M05
- AQUOS sense plus SH-M07
- AQUOS sense2 SH-M08
- AQUOS sense3 lite SH-RM12
- AQUOS sense3 lite SH-M11
- AQUOS sense3 lite SH-RM11
- AQUOS sense3 SH-M12
- AQUOS sense4 SH-M15
- AQUOS sense4 lite SH-RM15
- AQUOS sense4 plus SH-M16
- AQUOS zero SH-M10
- AQUOS zero2 SH-M13
- Sony Mobile Communications
- Xperia Ace
- Xiaomi
- Redmi Note 9S
- 楽天モバイル
- Rakuten Hand
- Rakuten BIG
- Rakuten Mini
- Rakuten WiFi Pocket
iPhoneの場合
iPhoneについては楽天モバイルのサポートにこう書かれています。
[Rakuten UN-LIMIT]でiPhoneは利用できますか?
iPhoneは当社の動作保証外端末でございますが、iOSのバージョンや機種によって、一部機能をご利用いただけることは確認しております。
しかしながら、現在ご利用いただける機能であっても、OSやソフトウェアの更新等により、機能のご利用が制限される場合がありますので、
誠に申し訳ありませんが、当社での対応が難しい状況です。ご利用はお客様ご自身の判断でお願いします。ご利用いただける機能や、ご利用までの流れにつきましては、「楽天モバイル(楽天回線)でiPhoneを使う」をご参考ください。
対応端末についての詳細は申し込みページからも確認できます。対応表はすべてSIMフリー製品が対象です。

iPhoneを含めた対応端末を調べることができる
SIMロック解除が必要な端末
NTTドコモ、au、ソフトバンクで購入した端末は「SIMロック解除」が必要になります。
契約した会社でしか利用できない状態がSIMロックです。このロックを外してもらうことでSIMフリーとなり、他の会社のSIMカードも使えるようになります。
SIMロック解除をしてもらうには、各キャリアで手続きが必要です。
端末同時購入キャンペーンについて
対応端末を持っていない場合は、初めての申し込みに限り、申し込みと同時に対応端末を購入すると最大25,000ポイントが還元されるキャンペーンも開催されていますので上手く活用してください。付与されるポイントは購入する機種により異なります。
端末を購入しなくても「Rakuten UN-LIMIT V」にはじめて申し込むと5,000ポイントが付与されます。5,000ポイントの条件は以下。
- 持っている端末が楽天モバイルで使えるかを確認する
- 楽天モバイル
に申し込む
- 製品の初期設定を行う
- Rakuten Linkアプリを使う
「Rakuten UN-LIMIT V」へはじめての申し込みなので楽天モバイル(スーパーホーダイ、組み合わせプラン)を使っている人の移行でも適用されます。
「Rakuten Linkアプリを使う」の達成条件は、「Rakuten UN-LIMIT V」申し込みの翌月末日23:59までに以下の操作が完了していることが達成条件となります。
- 「Rakuten Link」を用いた発信で10秒以上の通話
- 「Rakuten Link」を用いたメッセージ送信の1回以上の利用
ポイントは「Rakuten UN-LIMIT V」の開通および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日までに付与されます。
契約解除料について
これが一番気になっていたことなのですが、楽天モバイルのスーパーホーダイプランや組み合わせプランから「Rakuten UN-LIMIT V」に移行する場合は、最低利用期間中であっても契約解除料は発生しません。最低利用期間の引継ぎもされません。また「Rakuten UN-LIMIT V」にも契約解除料はありません。
楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)から楽天回線へ移行したいのですが、最低利用期間が残っている場合、契約解除手数料は発生しますか?
契約解除手数料は発生いたしません。
また、最低利用期間の引継ぎもされません。引用元:楽天モバイル よくあるご質問
申し込みページにも書かれています。よって、対応機種とエリアを確認していれば契約解除料を気にすることなく移行できます。

申し込みページにも書かれている
プラン料金1年間無料が適用されているか確認する方法
「1回線のみプラン料金1年間無料」のキャンペーンが適用されているかどうかを確認するには、申し込み時と移行後どちらでも確認できます。
申し込み時
申し込み画面の料金プランの箇所に「お1人様1回線のみ開通日から1年間無料」と表示されます。
移行後
my 楽天モバイルの「プラン」から確認できます。
SIMカードが届いてからすること
SIMカードと一緒にスタートガイドが送られてくるのでそれに従ってください。
まず最初に、スマホの機種によってはソフトウェアアップデートが必要になる場合もあります。
ソフトウェアアップデート後、もしくは対応端末を持っている場合はmy 楽天モバイルにログインして、申込番号のところにある「準備中」をクリックします。
「転入を開始する」をクリックします。
MNP切替条件を確認して「転入を開始する」をクリックします。
しばらく待って、今使っているSIMカードで電話やインターネットができなくなれば開通手続きは完了です。古いSIMカードを外して「Rakuten UN-LIMIT VI」のSIMカードに入れ替えます。
私の場合、SIMカードを入れ替えると自動でAPNの設定が適用されてネットに繋がりました。
国内通話かけ放題(Rakuten Linkアプリ)の設定
「Rakuten UN-LIMIT VI」ではRakuten Linkアプリを使えば国内への通話(固定電話、他社の携帯電話への通話を含む)が、かけ放題になります。
※Rakuten Linkを使わずに通話した場合は30秒20円(税別)がかかります。また(0810)(0570)(188)への通話も無料対象外となります。海外への通話も通常の料金が発生します。

Rakuten Linkアプリをダウンロードしたら、利用規約を読んで画面の指示通りに進めていきます。
途中で楽天へのログイン画面が表示されますのでログインします。
Rakuten Linkで使う名前を設定します。
以上でRakuten Linkの初期設定は完了です。
Rakuten Linkアプリの機能
Rakuten Linkアプリでは以下の機能が利用できます。
- チャット
- 電話
- ニュース
- ウォレット
ウォレットでは楽天の金融サービスへすぐにアクセスできるようになっています。
my 楽天モバイルアプリ
データ利用量や利用料金、エリアなどを確認したい場合は「my 楽天モバイルアプリ」で確認できます。速度測定もこのアプリ内で計測できます。

アプリをダウンロードしたら、画面の指示通りに進めていきます。
アプリの下部メニューから利用状況や契約プラン、利用料金が確認できます。サポートチャットも備えています。
私の住むところは楽天回線エリア外なので、下のようにパートナー回線エリアであることが表示されています。
あとがき
移行が完了しましたが、パートナーエリアでも普通に速度はでています。5GBまでは高速通信が可能で超過後も1Mbpsで使い放題と言うのは最高ですね。
これが1年間無料かつ、そのあとも1GB以内に抑えれば無料って凄すぎます。
さっさと移行してよかったです。スーパーホーダイだと毎月料金が発生する上に、各割引の期日を過ぎたら通常料金に戻るところだったので。
通話はRakuten Linkを使う手間がありますが、格安SIMの電話アプリを使っている方ならば特に支障もないと思います。
5Gのエリアも順次拡大予定とのことですので、自分の住んでいるエリアが対応してから楽天回線対応端末を購入する予定です。