Perixxのエルゴノミクスマウスを購入!ドライバーソフトウェアの使い方やマウスの使用感をレポートします!
2019/04/29更新
愛用していたAUKEYのエルゴノミクスマウスの調子が悪くなりました。
スクロールボタンのチャタリングと左クリックが反応しなくなり、分解してみたところ、細かくバラすには構造的に難しいと判断しました。
AUKEYの商品は保証が2年ついているのでサポートにメールを送ったところ、商品はすでに在庫切れで、再販の予定もないとのことでした。
すぐに返金対応してくれたので、AUKEYのサポートは非常に良いと言う印象を受けました。ただ、かなり気に入って愛用していたマウスでしたので、再販予定なしは地味にショックでした。
仕方ないのでAmazonで他のマウスを物色していると、愛用していたAUKEYのマウスにそっくりな商品を見つけたのです!
Perixxと言うメーカーのエルゴノミクスマウスで、AUKEY-KM-C2にそっくりです。
しかも値段も手頃なので思わずポチッてしまいました。
目次
Perixx PERIMICE-508の外観
分かりやすいようにAUKEYと並べてみました。
左がPerixx、右が以前使っていたAUKEYのマウスです。
めっちゃ似てるやん!ただ持った感じは若干Perixxの方が小さいです。
Perixx PERIMICE-508の仕様
重量 | 159g |
製品寸法 | 12.4×6.8×6.2cm |
接続タイプ | 有線(USB) |
特徴 | 人間工学に基づいたマウス |
センサー | オプティカル(光学式) |
システム要件 | Windows XP/7/8/10 |
ボタン数 | 6 |
デスクトップで使うならマウスはやっぱり有線ですね。M570が無線だったのですが、電波干渉することがたまにありましたのでそれからは有線ばかり買っています。
センサーは一般的な光学式の赤色LEDですね。光学式マウスは安価で気軽に使える反面、LEDを反射する光沢面やガラス面での使用には向いていません。
ちなみにロジクールのM570はボール部にレーザー式センサーを使っているので布団の上などでも利用できます。
現在はそのレーザー式の上を行く、光学式ULTIMATE BlueLEDや、ハイパーブルーLEDが読み取り性能が高く、光沢面でもストレスなく使用できるようです。
ボタン数は6ですが、G300の9ボタンと比べた場合に作業効率はどうしても落ちます。理想はあとコピーとペーストを追加で割り当てできる8ボタンですかね~。
ドライバーソフトウェアのダウンロードとインストール
Perixx PERIMICE-508はAUKEYとは違いドライバーソフトウェアが用意されています。
Perixx公式HPドライバーダウンロードページからダウンロードが可能です。
画面をスクロールしていくとMANUAL&DRIVERと言う箇所がありますのでそこからダウンロードできます。
PERIMICE-508_Driver.exeをクリックします。
発行元は不明となっていますが、実行ファイル自体はvirustotalでスキャンしましたが安全です。実行をクリック。
NEXTをクリック。
NEXTをクリック。
NEXTをクリック。
インストールが始まります。
最後にPCを再起動する場合はYesのところににチェックして、FinishをクリックするとPCが再起動します。
PCが再起動すると、スタートアッププラグラムもしくはシステムトレイからソフトウェアを起動できます。
ドライバーソフトウェアの使い方
起動すると下のような画面になります。
メインコントロール画面の見方
メインコントロール画面ではボタン割り当て、ダブルクリック速度、プロファイル作成などが設定できます。
1. コントロール画面の変更
2. 各ボタンへの割り当て
3. ダブルクリック速度の変更
4. プロファイル作成、ロード、セーブ、編集
5. プロファイルの切り替え
アドバンスドコントロール画面の見方
アドバンス画面はWindowsのコントロールパネルにあるマウス設定と同じ設定になります。
1. スクロール速度の変更(マウスホイール)
2. ポインター速度の変更
3. ドライバーのリセット
4. ポインターの可視性
マクロマネージャーの見方
マクロマネージャーでキーボードショートカットを登録しておけば、ボタンに割り当てできます。
例えば下の画像ではNewTabsと言うマクロ名でキーボードショートカットのCtrl+Tを入力しています。
NEWボタンからマクロ名を入力して、START RECORDの下のチェックボックスにチェックを入れてSTART RECORDをクリックします。キーボードショートカットを押してSTOP RECORDでマクロが登録されます。ループ回数も指定できます。
メインコントロールパネルに戻り、ボタン割り当てから先ほど登録したマクロ名を選択すれば、そのボタンでマクロを実行できます。
個人的におすすめなのは、マクロでマウスホイールボタンに「貼り付け」を登録することです。ホイール押し込みで貼り付けができるので便利です。コピーはCtrl + Cか右クリックメニューからする必要がありますが、5ボタンの割り当てとしては最適かと思われます。
Perixxについて
Perixxはドイツに本社があるパソコン周辺機器を主に扱う企業です。設立は2006年と比較的新しい会社ですね。
入力デバイス、マウス、キーボードを専門としているようです。
トラックボール付きのキーボードやタッチパッド付きのキーボードも製品ラインナップにあり、ユニークな製品が多いですね。
また、製品の保証期間は請求書の日付から1年間となっています。
詳しくはPerixxで確認してください。
Perixx PERIMICE-508の総合レビュー
これはもうハッキリ言ってAUKEY-KM-C2とほぼ変わりません。掴んだ感じは若干AUKEYのより小さく感じます。
私は元々腱鞘炎持ちなので、マウスを選択するときはエルゴノミクスマウスを選択しています。
過去に紹介したロジクールのゲーミングマウスG300は例外ですが、トラックボールM570もエルゴノミクスマウスでした。
このPerixx PERIMICE-508の形状はいわゆる縦型と呼ばれているもので人間工学に基づいて設計されています。なのでとにかく手首が疲れません。非常に楽です。どうやら私には縦型マウスが合うようです。
このマウスが届くまで、ロジクールのトラックボールM570とG300を併用していましたが、やっぱり手首が痛くなりました。
G300は9ボタンなので作業効率と言う点では非常に優れています。ただし私の手には小さいのです。手にフィットしないマウスは疲れます。
トラックボールM570はG300ほど疲れませんが、細かい作業時に親指でのボール操作は向いていません。
となるとAUKEY-KM-C2からのPerixx PERIMICE-508と言う選択になりました。
このPerixx PERIMICE-508はオールハンズ対応であらゆる手のサイズに対応しているマウスです。Perixxの製品は手のサイズをS,M,Lと分けて、製品情報の欄に記載してありますので、自分に合ったサイズのマウスを選べるのも特徴です。
詳しくはこちら。
ドライバーソフトウェアで自分好みにカスタマイズできるのも良い点です。そこはロジクールも同じですが。
6ボタンなので左クリック、右クリック、ホイールスクロール、DPI切替、ブラウザバック、ブラウザフォワードの基本割り当てで何ら問題はありません。
あとはこのマウスがどのくらい故障せずに使えるかですね。
何かあったときは追記と言う形でレポートします。
以上です。
追記:約1年使ってきましたが、このマウスは手首が非常に楽です。そして特に不具合も起こっていません。腱鞘炎持ちの人は試してみる価値があるマウスと言う結論です。