SDカードの製造メーカーや製造年月日を確認できるアプリ「SD Insight」の使い方
SDカードへスマホデータのバックアップを取っている人も多いと思いますが、
「大切なデータを保管するSDカードだからこそ、製造メーカーにもこだわりたい」
と言う方もいらっしゃるはずです。また、カメラなどのストレージに使う場合も、大切な写真データとなりますので同様のことが言えます。
ただし、SDカードの商品パッケージに記載されているメーカーと、中身の製造メーカーが必ずしも同じとは限りません。
これは市場で販売されている様々な商品にも言えることで、OMEがそのメーカーの製品を製造している場合があるからです。
ハードディスクなども「パッケージに記載されているメーカーが製造していると思っていたら中身は違った」と言うケースはよくあります。
今回はSDカードの製造メーカーや製造年月日を確認したい時に便利なアプリ、「SD Insight」の使い方をご紹介します。
SD Insightの使い方
まずはGoogle Playからアプリをダウンロードしてインストールします。このアプリは特別な権限を必要としません。そして使い方は超簡単です。

アプリを開くと概要や利用規約が表示されますので、Acceptをタップします。
すると、すでにSDカードをSDカードスロットに挿している場合は、メーカー、モデル、容量、製造年月日が表示されます。
これだけでもう確認できたことになるのですが、更に詳しいデータを見ることもできます。
画面上部の目のアイコンをタップするとSDカードの詳細情報が確認できます。この画面ではOMEの情報やシリアルナンバーも見ることができます。
上部のSD Cardと表示されている箇所をタップすると、SD Card、MMC Card、SDIO Cradの情報表示を変更できます。
MMC Cardはマルチメディアカードの事で、Andorid端末本体のストレージです。
SDIO Cardは無線LANやGPSと言った機能を拡張するカードです。私のスマホではメーカーがBROADCOMと表示されていますので、無線LANなどのネットワーク関連の拡張カードと言うことが分かります。
特に難しい機能などもありませんし、先に述べた通り、特別な権限も必要としないので気軽に使用することができます。
過去にご紹介したアプリのパーミッションを一覧で確認できるアプリ「tSpyChecker」の結果も一応載せておきます。
私の場合、SDカードに表記されているメーカーはTDKでした。しかし、中身はPhison Electronics Corporationが製造メーカーとなっています。よってTDKのOMEになりますね。
Phison Electronics Corporationは、NANDフラッシュチップやUSBフラッシュドライブ、SSDなどのフラッシュベースの製品を製造している台湾のメーカーです。
私見ですが、台湾の企業はHTCを始め、ASUSもそうですし、シャープを買収した鴻海など、スマホやPC周辺機器に関わっている企業が多いです。
話が逸れましたが、SD Insightの使い方は以上です。
アプリ自体も軽くて使いやすいので、気になる方は一度お試しあれ。