Windows10で勝手にスリープ解除されてPCが起動する原因と対策

   2020/09/23

Windows10で、スリープ後に勝手にPCが起動する原因はいくつか考えられます。

  • 電源オプションでスリープ解除できる設定をオンにしている
  • デバイスでスリープ解除できる設定をオンにしている
  • メンテナンス設定でスリープ解除できる設定をオンにしている

などです。

これらの原因をひとつずつ確認しながら対策していきます。




電源オプションの設定

電源オプションは、ボタンの上で右クリックして「電源オプション」をクリックします。

スリープの項目を「なし」に設定します。

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同じ画面の「電源の追加設定」をクリック。

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コンピューターをスリープ状態にするの項目を「運用しない」に設定します。

同じ画面の「詳細な電源設定の変更」をクリック。

スリープの項目で「次の時間経過後スリープする」の設定を「なし」と「スリープ解除タイマーの許可」を「無効」にします。

デバイスのスリープ解除設定

デバイスのスリープ解除設定は、ボタンの上で右クリックして「デバイスマネージャー」をクリックします。

デバイスの一覧から原因になりそうなデバイスを選択します。スリープ後、キーボードやマウスを触るとスリープ解除されるのが嫌な場合は設定をオフにします。

キーボードとマウスの項目でそれぞれ右クリックからプロパティをクリックします。

上部のタブメニューから「電源の管理」を選択して、「このデバイスでコンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックをオフにしてOKをクリックします。

メンテナンス設定

コントロールパネルから「システムとセキュリティ」→「セキュリティとメンテナンス」→「メンテナンス」→「メンテナンス設定の変更」と進みます。

「スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する」のチェックをオフにします。

イベントビューアーでスリープ解除の原因を確認する

イベントビューアーからスリープ解除されたイベントを確認します。ボタンの上で右クリックして「イベントビューアー」をクリックします。

左メニューにあるWindowsログから「システム」を選択して、ソースから「Power-Troubleshooter」を探します。Power-Troubleshooterで「スリープ状態の解除元」を見るとデバイスやプログラムが表示されています。

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私の場合、ネットワークアダプターが原因でした。

例えば、電源オプション設定で「電源ボタンを押した時の動作をスリープ解除」にしているなら、本来は下のように表示されます。これが正常です。

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原因となるデバイスが判明したら、あとは上の項目で説明したデバイスマネージャーの設定から「このデバイスでコンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックをオフにします。

意図しないスリープ解除を避ける為にも、デバイスマネージャーにあるデバイスで「電源の管理」が選択できるものは全て確認しておいた方がいいかも知れません。



Powercfgコマンドからスリープ解除の原因を調べる

コマンドプロンプトのPowercfgコマンドは、スリープや電源プランの制御に使われるコマンドです。電源やバッテリー関連の様々なステータスも確認できます。

まずは管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

キーボードショートカットの + Rでファイルを指定して実行にcmdと入力して、Ctrl + Shiftを押しながらOKをクリックすると管理者権限でコマンドプロンプトが起動します。

powercfgのオプションのヘルプは

powercfg/?

で確認できます。

スリープ解除の原因となっているものを探す為、アクティブになっているスリープ解除タイマーを確認します。

powercfg/waketimers

とコマンドを入力してEnterキーを押します。

すると、下画像のようにスリープ解除の原因となっているプログラムやデバイスが表示され、その理由も確認することができます。下画像の場合は、Windows Update関連のタスクスケジュールが原因です。

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最後のスリープ移行からシステムを解除したものに関する情報を確認するには、

powercfg/lastwake

とコマンドを入力します。

下画像の場合、電源ボタンによるスリープ解除と言うことが分かります。

キーボードやマウスなどのデバイスを指定してスリープ解除できないようにするには、まずはデバイス名を調べます。

powercfg/devicequery wake_armed

とコマンドを入力します。

すると下画像のようにデバイス名が表示されます。

表示されたデバイスでスリープ解除できなくするには、デバイス名をダブルクォーテーションで囲み、次のようにコマンドを入力します。

powercfg/devicedisablewake “HID キーボード デバイス (001)”

デバイスマネージャーで確認すると、キーボードの電源管理にある「このデバイスでコンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックが外れていることが分かります。

powercfgコマンドは、この記事で説明した電源プランの設定や変更なども行えますので、コマンドプロンプトをよく使っている方は、powercfgコマンドでスリープ解除の原因を調べて設定変更した方が早いかも知れませんね。

コマンドの詳しい説明はMicrosoft.com Docs Powercfg のコマンド ライン オプションに書かれています。

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