スマホのネットワーク監視アプリ「Network Connections」が軽くて使いやすい!
スマホのシステムやアプリがバックグラウンドでどのような通信をしているかを把握できるアプリは多々あります。
その中でも、Network Connectionsと言うアプリは、英語表記ですが非常に使いやすくてandroidデイバスとの間の全てのインターネット通信を簡単に確認できます。
このアプリを導入すれば余計な通信をしているアプリを特定できるので、そのようなアプリを削除して、権限の少ない他の類似アプリを導入することでバッテリー消費も抑えることができます。
また、このアプリ自体がバッテリー消費も少ないでおすすめです。
目次
Network Connectionsのダウンロード
Network Connectionsはandroidのみ対応のアプリとなっています。※Android10以降はroot化されたデバイスが必要。
下からダウンロードできます。

Network Connectionsの使い方
使い方と言っても実にシンプルです。画面を左にスワイプすると各メニューが切り替わります。
アプリを起動すると下のような画面になります。
それぞれのメニューを見ていきます。
CURRENT CONECTIONS
CURRENT CONECTIONSはリアルタイムで接続中のアプリを確認できます。
Resolve IPs to Hostnamesをタップすると、接続先をIPアドレスではなくホスト名で表示できます。ポートも表示されます。
気になるアプリをタップするとグーグルマップ上で接続先サーバーの詳細な場所まで視覚的に確認できます。
CONECTIONS LOG
CONECTIONS LOGでは全ての接続ログが確認できます。
表示メニューをタップすると以下のように表示されます。
- ・Order by Most Active(アクティブな順に並べる)
- ・Order by Last Seen(最後に接続された順に並べる)
- ・Order by Package(同アプリごとに並べる)
また、この画面でのみライブキャプチャーすることができます。ライブキャプチャーは接続ログをキャプチャーして後からcsvファイルでエクスポートできます。
APP NETWORK LOG
APP NETWORK LOGではアプリのネットワークログが確認できます。
表示メニューをタップすると以下のように表示されます。
- ・Order by Connections(接続中のアプリ順に並べる)
- ・Order by IP Addresses(IPアドレス順に並べる)
- ・Order by App(同アプリごとに並べる)
任意のアプリをタップするとアプリの権限や接続先が確認できます。
Network Connectionsの設定
SETTINGSではアプリに関する設定ができます。
各設定項目は以下の通り。デフォルトの設定でもなんら問題はありません。
LIVE CAPTURE OPTIONS(ライブキャプチャーのオプション)
Auto-stop live capture after 24 hours
24時間後にライブキャプチャを自動停止する。
Loopback connections
接続をループバックして更新する。
Android System
Androidシステムの接続をログに記録しない。
Establishde Connections
接続を確立する。
※確立された接続のみをログに記録する。これにより、他のすべての接続状態がスキップされ、確立された接続のみがログに記録される。
ALERTS(アラート)
Hidden Apps
隠しアプリの設定。非表示のアプリが接続しているときに通知する。
System Apps
非表示のシステムアプリ通知をスキップする。
DATABESE(データベース)
Clear Database
クリックして、キャプチャされたすべての接続をクリアする。
Export Database And Send
データベースをエクスポートする。csvファイルに対応しているのでエクセルデータとしてエクスポートが可能。
Other(その他)
Download Unlock key
ロック解除ライセンスキーは、すべてのアプリの制限を解除する。これによりアプリの全ての機能が使用可能。ただし有料。
Legal Teams
利用規約。
Exit
アプリの終了。
Network Connectionsの理想的な使い方
まず、何のアプリがバックグラウンド通信しているかを確認して、サーバーの場所も確認します。
少しでも不審だと思えば、そのアプリをアンインストールして類似アプリを検討するのも良いと思います。
私の場合、QRコードアプリが必ずバックグラウンド通信していたので、削除して類似アプリで権限の少ないアプリに変えました。
するとバッテリーの減りが大幅に改善されました。やはりずっとバックグラウンド通信されるとバッテリー消費もはやいです。
『ほとんど使わないけど、もしかしたら使うかも?』といったアプリなら、過去にご紹介したVPN通信アプリ「Noroot Firewall」でバックグラウンド通信を個別にブロックできます。Noroot Firewallも便利なアプリなので気になる方は読んでみてください。