おサイフケータイ機能がないスマホでEdyをチャージする方法
※2018年7月23日より、Edyチャージアプリ機能が「楽天Edyアプリ」に統合されました。従来のEdyチャージアプリは2019年1月末で利用できなくなるので、楽天Edyアプリをインストールする必要があります。
おサイフケータイはスマホだけでチャージ、決済ができてとにかく便利です。しかし、対応機種が限られることからMNPを考えている時やMVNOを利用する時に選択肢が減るのが難点です。
特にMVNOを利用している人にとっては、新たにSIMフリー端末を買い替えたい時におサイフケータイ機能が付いている機種となると、2018年の現時点でも少ないです。
「別に電子マネー使うならカードでもいいじゃん」と思われるかも知れませんが、一度おサイフケータイを使うともう電子マネーカードでの決済には戻れないんですよー。
理由は必要な時だけ手元でチャージできるからです。財布を忘れてもコンビニくらいなら事足りるわけです。
しかし、Edyはスマホにおサイフケータイ機能が付いていなくても、電子マネーカードがあればNFC対応の携帯やスマホから楽天Edyアプリを使って残高確認やチャージができます。
去年の12月5日からこのアプリサービスが開始されましたが、私自身知りませんでした。従来のチャージ方法からすればかなり便利なサービスだと思います。
目次
NFCとFelicaの違い
混同しがちですが、そもそもNFCとFelicaは別物です。
NFCとは?
NFCは従来の複数の近距離無線規格と互換性を持ち、なおかつ世界標準の規格でもあります。NFC対応機器間での通信(P2P)や、リーダー/ライターとしての機能を備えています。ただ、おサイフケータイ機能(Felica)においては上位互換と言えどもNFCだけでは今のところ利用できません。
Felicaとは
Edyチャージアプリとは?
Felicaに対応していなくともNFCに対応しているスマホならば、楽天Edyアプリを使えば、残高確認やEdyカードにチャージできます。
GooglePlayより楽天Edyアプリをダウンロード&インストールして、お手持ちのEdyカードを読み取るだけで残高・履歴確認、Edyの受け取り(ポイントチャージ)、楽天IDに登録済みのクレジットカードからチャージできます。
従来のEdyカードへのチャージ方法は現金と楽天ID登録済みクレジットカードからの2点でした。楽天Edyアプリが選択肢に増えたことによるメリット・デメリットを考慮した上で、上手く活用すれば便利ですね。
Edyカードへのチャージ方法
現金
チャージ方法 | Edy加盟店のレジにてチャージもしくはEdyチャージャー | |
メリット | 現金払いなので資金管理がしやすい | |
デメリット | 自分でチャージできない煩わしさがある。田舎ではEdyチャージャー自体が少ない |
クレジットカード
チャージ方法 | Edy Viewerにてクレジットカード情報を登録して楽天Edyリーダーやパソリでチャージ | |
メリット | 自宅に居ながら気軽にチャージできる | |
デメリット | 楽天Edyリーダーやパソリなどのカードリーダーが必要 |
楽天Edyアプリ
チャージ方法 | アプリをダウンロード&インストールして楽天ID登録済みのクレジットカードから対象のEdyカードをかざしてチャージ | |
メリット | 外出先でもおサイフケータイのように手元でチャージできる | |
デメリット | NFCとFeliCa対応機種に限定される |
楽天Edyアプリ対象端末について
公式HPにも掲載されていますが、一応この記事を書いている時点での対応機種を挙げておきます。2018/12/04更新
-
対応OS Android OS 4.4.0以上
- Alcatel
- Idol 4
- ASUS
- ZenFone 2
- ZenFone 5 (モデル:ASUS_X00QD)
- ZenFone 5Q
- ZenFone 5Z ※
- ZenFone 4 Pro
- BlackBerry
- KEYone
- PRIV
- Caterpillar
- CAT S40
- CAT S41
- CAT S60
- Covia
- FLEAZ Que +N
- Essential
- Essential PH-1
- Fujitsu
- Arrows M01
- Nexus 5X
- Nexus 6P
- Nexus 6
- HTC
- Desire EYE
- Desire 626
- HTC 10
- Huawei
- Ascend Mate7
- Honor6 plus ※
- Honor8
- Honor9
- Mate9
- Mate10 Pro
- Mate20 Pro NEW
- P9
- P10
- P10 Plus
- P20
- Motorola
- Moto G5s ※
- Moto G5s Plus
- Moto X4
- Moto Z
- Moto Z Play
- Moto Z2 Play
- Moto G6
- Moto G6 Plus
- LG
- Spray (402LG) ※
- SHARP
- Android One (507SH)
- TONE Mobile
- TONE m15
- ZTE
- AXON 7 mini ※
※赤文字の機種についてはカードの読み取り精度があまり良くないみたいです。
非対応端末(検証によりNFC精度が不十分と判断され非対象端末になった端末)
- ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL)
- ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL)
- ZenFone 4
- Nexus 5
- Nexus 7
- Huawei Mate S
- Moto G5 PLUS
- AXON 7
iPhoneでの利用について
iPhoneでEdyをチャージする場合は、2通りあります。それぞれ必要なものも違ってきますので一応記載しておきます。
iPhone + Edyカードの場合
- 楽天Edyアプリ
- 楽天EdyポイントカードもしくはEdy機能付き楽天カード
- iPhone専用パソリ(RC-S390)
おおまかな手順は、楽天Edyアプリをダウンロードして、楽天EdyアプリとパソリをBluetooth接続します。
楽天Edyアプリでクレジットカード情報を入力し、パソリからEdyカードに通信してチャージと言った流れです。詳しくはこちらで確認できます。
i-Phone + おサイフケータイ対応機器の場合
- おサイフリンクアプリ
- おサイフケータイジャケットもしくはスマートウォッチwena wrist
おおまかな手順は、おサイフリンクアプリとおサイフケータイ対応機器をBluetoothペアリングして、おサイフリンクアプリで楽天Edyサービスを設定します。
おサイフリンクアプリから残高照会や各種支払い方法、チャージ金額などを選択して対応機器経由で決済と言った流れです。詳しくはこちらで確認できます。
あとがき
「去年末に開始されたサービスのこと今記事にするの遅くね?」と自分でも思いましたが、最近知って「これはEdyポイントカード使ってる人には便利じゃん!」と感じたので記事にしました。正直ネタが1つ見つかったと言う部分が大きいです。はい。
でも対象端末とかを見ると、中国製の端末が増えましたねー。Huaweiなんかはシェアが急拡大していますし性能的にも評価が良く、MVNOを利用する人にとってはスマホ購入の際の選択肢に充分入っているのが現状ですからね。
中国製と言われたら条件反射的に品質面や安全面で躊躇してしまいますが、今や下手な国産を買うよりコスパもよく使い勝手も良いと来たもんです。デザインも良いですし。