FM トランスリミッターの進化が凄い。コスパ抜群でノイズなく快適に音楽が聴けます

   2020/04/15

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車にカーナビが付いていなかったり、予算的な都合でカーナビやカーオーディオを断念したと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今や車でCDを聴くと言うより、カーナビのHDDに読み込ませてある音楽を聴くのが主流です。

デジタルオーディオになってからは、手軽に音楽を聴ける環境になりましたね。

私の場合、仕事で使用するミニバンにはラジオしか付いていなかったので、最近またFMトランスリミッターを購入しました。

CDしか聴けないカーオーディオやラジオのみの場合、FMトランスリミッターはシガーソケットに挿すことで簡単に使用できます。

場所も取りませんし、値段もピンキリですが数千円出せば購入できますのでコスパも抜群です。

早速レビューしたいと思います。



 

FMトランスリミッターとは?

FM放送の電波送信機を内臓したオーディオ用アクセサリーです。

ラジオのFM放送で使用していない周波数帯に至近距離で電波を送信し音楽を再生します。

デジタルオーディオプレーヤーやスマートフォンに入れてある音楽をFMラジオで聴くことができます。

また、USBメモリーに対応している機種であれば、USBメモリーに入れてある音楽を聴くこともできます。

ACTOPP FMランスリミッター


アマゾンなどでもFMトランスリミッターで検索すると、様々なメーカーの商品が出てきます。

これだけ種類があると選ぶのも一苦労です。

私の場合、デジタルオーディオプレイヤーは持ち歩かず、スマホではバッテリー消耗の関係から音楽は聴きません。

なので、PCに保存してある音楽ファイルをUSBにコピーして聴くのが前提でした。

この商品はUSBメモリーやTFカード、そしてカーオーディオのAUX出力にも対応しています。Buletooth4.2対応。

あと、決め手は操作性が良さそうだったことです。車内での使用は極力シンプルなものがベストです。余計なボタンは不要です。

この商品の外観はまさに無駄を排除し洗練されています。ダイヤルのみで操作が完結するので買って正解でした。

付属品は本体と説明書のみです。説明書は日本語です。

USB充電ポートが2ポート。

USBメモリーポートと、3.5mm AUXポート。

セットアップ

セットアップはまず車のFMラジオを使用されていない周波数に合わせます。声などは何も聞こえず雑音が聞こえるところです。

次に本体をシガーソケットに挿し込むと、Bluetoothペアリングモードになります。ここでスマホなどのBluetoothをONにするとペアリングが完了します。

次に操作ダイヤルを回して、先に合わせたFMラジオの周波数と同じ周波数に合わせます。FMラジオ側が88.0ならFMトランスリミッター側も88.0に合わします。

あとはペアリングしたスマホで音楽を再生するだけです。

モードの切り替え

USBメモリーやTFカード内の音楽を聴きたい場合は、モードを切り替える必要があります。

USBメモリーの場合はUSBメモリーポートに挿し込み、操作ダイヤルを3秒以上長押しします。

するとFM、Bluetooth、USBメモリー、TFカードの順でモードが切り替わりますのでUSBメモリーモードにします。音声で確認できます。

ハンズフリー通話機能

今のFMトランスリミッターってハンズフリー機能まであるんですね!ちょっと驚きました。

FMトランスリミッターとスマホのペアリングが完了していれば、音楽再生中に着信があった場合、音楽は自動で一時停止して、スマホの着信音が鳴ります。

その状態で操作ダイヤルを短く押すとハンズフリー通話が可能です。

通話を切るときも操作ダイヤルを短く押すことで切れます。切った後は自動で音楽が再生されます。

リダイヤルと着信拒否

2回連続で操作ダイヤルを押すとリダイヤルが可能です。

電話に出ることができない場合は操作ダイヤル長押しで着信拒否ができます。

音量調節と曲の選択

音量調節は操作ダイヤルを2秒以上回し続けることで可能です。

左に回すと音量を下げる。右に回すと音量を上げる。

曲の選択は操作ダイヤルを軽く回します。

左に回すと前の曲、右に回と次の曲になります。


対応音楽フォーマット

これ重要です。

この商品はMP3・WMA・WAV・FLAC・APEフォーマットをサポートしています。

音質を限りなくCD音源で聴きたいならWAVですよね。今はUSBメモリーも大容量になっていますので、容量の大きいWAVファイルをUSBメモリーに入れて持ち運べる上に、車で聴けるのは良いです。

最近はカーオーディオにUSBメモリーポートが付属しているものが多いので、FMトランスリミッターが不要なケースもありますが・・。

音楽フォーマットの個人的な感想

MP3は非圧縮形式と言って元の音源の音質に戻せません。しかし、圧縮率が高いことから容量を少なくできます。これによりスマホやポータブルオーディオプレーヤーなどのモバイル端末で扱うには適しています。

WMAはWindows標準の音声圧縮形式です。MP3と同じく非圧縮形式です。Microsoft社のマルチメディアプレーヤーや、最近では市販のMP3プレイヤーでもWMAをサポートしているものがあります。しかし汎用性と言う点では、Windows Media PlayerでCDから曲を取り入れる際には、MP3やWAVを選択できますので通常はそのどちらかを選択するのが無難です。

FLACは可逆圧縮形式と言ってWAVから圧縮してFLACにしても、元のWAV音質に戻すことができます。よって音質の劣化がありません。WAVからの変換速度が速く、FLACサポートしているハードウェアも多いことから人気があります。

APEはMonkey’s Audioと言うアプリケーション用のファイルです。圧縮率が高く、可逆圧縮形式ですので私も昔使っていました。しかし、ハードウェア側のサポートと言う点から不便に感じることも多かったので今は使っていません。

これらを踏まえると、今の時点での音楽フォーマットはMP3、WAV、FLAC辺りを選択するのが無難だと思います。

スマホやポータブルオーディオで音楽を聴くことの少ない私は、takと言うマイナーなフォーマットを使うことが多いです。




使ってみての感想

まずノイズがほぼと言うか全くありませんでした。

昔買ったFMトランスリミッターはひどいノイズで聴けたもんじゃなかった。

しかし、今の製品はほんと凄いですよ。クリアと言う表現がぴったりです。

ほんと感動しました。私はFMトランスリミッター側の音量じゃなく、FMラジオ側で音量調節しています。

ノイズが入ると言う場合はそのようにしてみてもいいかも知れません。

そしてこの商品は操作性が良いです。全てダイヤルのみで操作できるのは視線を逸らさずに済みます。

類似商品が多い場合は、選ぶ楽しさがある反面、外れを引いた時に虚しさと後悔だけが残ります。

今回はどうやら当たりを引いた感じですかね。

他のメーカーのを使ったことがないので何とも言えませんが、極力シンプルで操作性もよく、音質も良いと言う条件ならばこの商品を検討してみてもいいかも知れません。

ただし、まだ使って間もないので、今後どの程度で不具合が出るか分かりません。

今のところは満足している感じです。色々なメーカーから発売されていますので、デザインや操作性の良いものをチョイスしてください。

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