ConoHa WINGでワードプレスを始めるまでの手順を画像付きで解説。キャンペーン情報など
2022/10/06更新
現在、Conohaでは『Webサイト制作応援キャンペーン』を実地しています。
キャンペーン期間 2022年10月18日(火)16:00まで
キャンペーン期間中、WINGパックを12カ月以上で新規に申し込むと、ConoHa WING通常料金から最大50%OFFとなります。更に独自ドメインを2つ無料で取得できます。
今あるレンタルサーバーの多くが月プランや年プランと言った定額制になっています。
ワードプレスをこれから始めたい人にとって、「契約したは良いけど忙しくてブログを更新できない」と言うこともあるかも知れません。
ただし、年プランや月プランで契約した場合、途中解約は損した気分になりますよね。
限りなくコストを抑え、もっと気軽にワードプレスを始めたい人には、ConoHa WINGをおすすめします。
その最大の理由は、1時間2円から利用できる時間制のレンタルサーバーだからです。
初期費用0円から始めれて、最低利用期間もありません。月額料金に満たなければ時間制が適用され、利用した時間分しか料金は発生しませんので、月途中からでも無駄なく始めることができます。
共用レンタルサーバーConoHa WINGはGMOインターネット株式会社がサービスを提供しています。
機能面も充実しており、GMOインターネット株式会社の自社調べでは国内最速とのこと。超高速共用レンタルサーバーです。
私自身、趣味ブログをもう1つ始めようかと思っていましたので、実際に契約して使ってみました。
これからブログを始めたいと言う方の為に、ConoHa WINGを利用してワードプレスをすぐに始められる状態までの手順を書いておきます。見づらい画像はクリックで拡大できます。
目次
ConoHa WINGに登録してサーバーを作成する
まずは、ConoHa WINGにアクセスします。
今すぐお申し込みをクリックします。
個人情報を入力して次へをクリックします。※ここで入力したメールアドレスとパスワードは、ConoHaコントロールパネルへのログインに必要となりますので控えを取って大事に保管しましょう。
次の画面ではまず電話/SMS認証をします。電話番号を入力してSMS認証をクリックすると、携帯電話に認証コードが書かれたショートメールが送られてきます。その認証コードを入力して送信します。
「SMS認証が完了しました」と画面左下に表示されれば電話認証は完了です。
その画面のまま支払い方法の項目にクレジットカード情報を入力します。また、ConoHaチャージと言う独自のプリペイド形式の支払い方法も用意されています。
ConoHaチャージとは?
国内のレンタルサーバーのほとんどは支払いにクレジットカードが必要です。
しかし、ConoHaの強みはなんと言ってもプリペイド式で支払いが可能なところです。
事前に入金した金額分だけサービスが利用できるプリペイド式の支払い方法です。
クレジットカードの他にも、オンライン決済、銀行振込、コンビニ決済が用意されています。
ConoHaカードとは?
ConoHaカードは、国内ホスティングサービス初のプリペイドカードです。
ConoHaカードを購入すれば、その中に登録されているクーポンでConoHaの全てのサービスが利用できます。
ConoHaカードにはクーポン登録期限と有効期限があります。有効期限はクーポン登録日から2年間となっています。ConoHaカードから確認できます。
こちらもクレジットカードの登録は不要です。
パッケージ版とデジタル版が用意されています。
ConoHa WINGの他に、Amazon.co.jpからも購入することができます。
支払い方法を入力できましたら、次へをクリックします。
次の画面ではプランを選択します。まずはベーシックで問題ないように思います。私はリザーブド1GBプランにしました。任意のドメインと任意のサーバー名を入力して追加をクリックします。
初心者の方に説明しますと、自分の好きなドメイン(独自ドメイン)をお名前.comなどで取得して使用したい場合は、ここで入力する初期ドメインは自分の分かりやすい適当な文字列で構いません。サーバー名も自分の分かりやすいサーバー名を入力して下さい。
収容ホストの負荷が上昇しても、パフォーマンスが変動せずに安定稼動できるプランです。簡単に言うと共用サーバーは皆で使用しています。そのユーザー数が増えて使用率が高くなるほどサーバーのCPUやメモリに負荷がかかりパフォーマンスが低下します。リザーブドプランは個々にvCPUとメモリが割り当てられるので、他のユーザーの影響を受けずに安定した稼動が可能になるプランです。通常プランよりサーバーのスペックが優遇されているプランです。
「サーバー作成が完了しました」と表示されますのではいをクリックします。
サーバー管理にある契約情報からサーバー情報を確認できます。
登録したメールアドレスにConoHaからメールが届きますのでそちらも確認しておきましょう。
サーバーにドメインを追加する
次にサーバー管理にあるドメインを選択して、右上にあるドメインの追加ボタンをクリックします。
ドメイン追加画面では、独自ドメインを追加できます。お名前.comで取得している場合を例にドメインを追加します。お名前.comでの独自ドメインの取得方法は別記事を参照してください。
ドメイン追加画面はそのまま置いておきたいので、キーボードのCtrlを押しながらこちらをクリックするとブラウザの新しいタブでお名前.comが開きますので、ログインします。
するとドメインの契約更新画面が最初に表示されます。その一覧からワードプレスで使いたいドメインを選択してコピーしてください。
コピーできたらブラウザのタブから先程のドメイン追加画面に戻ります。コピーした独自ドメインを貼り付けます。無料SSLはあとで設定しますので、利用しないを選択し、保存をクリックします。
すると追加した独自ドメインが表示されます。ステータスが稼動中となっていればOKです。
WordPressをインストールする
次に、サイト管理のサイト設定を選択し、追加したドメインが表示されているかを確認した後、アプリケーション追加ボタンをクリックします。※追加したドメインが表示されていない場合は切り替えボタンから切り替えてください。
次の画面では下画像の番号順に入力&選択していきます。
- WordPressを選択
- 利用しないを選択
- 追加した独自ドメインと同じになるようにどちらかを選択
- 空白で構いません
- 自分が考えているサイト名を入力
- メールアドレスを入力(ConoHa WING関連のメール受信)
- ワードプレスにログインする際に使用するユーザー名を入力
- ワードプレスにログインする際に使うするパスワードを入力
- 任意のデータベース名を入力
- 任意のユーザー名
- 任意のパスワード
-
※ワードプレスにログインする際に使用するユーザー名とパスワードは忘れないように控えを取っておきます。
全て入力できたら右下の保存をクリックします。
「以下のアプリケーションが稼働中になりました。」と表示されます。自分で追加したドメインが無事表示されていれば、ワードプレスのインストールは完了です。
サイトに無料SSLを設定する
サイト管理にあるサイトセキュリティを選択し、独自SSLと進みます。無料独自SSLの利用設定をONにします。これが利用中となればOKです。設定中の場合は利用中になるまでしばらく待ってください。
サイトが利用できるか確認する
ワードプレスがすぐに利用できる状態かを確認するには、サイト管理にあるサイト設定を選択し、自分のサイトアドレス横にある矢印をクリックします。
ステータスが稼動中となってるのを確認できたら、サイトURLと管理画面URLの両方をクリックしてきちんと表示されるか確認します。
それぞれ下のような画面が表示されればワードプレスを利用できる状態です。
以上がConoHa WINGを利用してワードプレスを始めるまでの手順になります。あとは管理画面にログインすればワードプレスライフの始まりです。
ConoHa WINGの利用料金
ConoHa WINGでは以下の3つの料金体系から選ぶことができます。
- WINGパックプラン
- 通常プラン
- リザーブドプラン
WINGパックプラン
「WINGパック」は、レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった長期利用割引プランです。通常の料金よりも割安で、お好みのレンタルサーバーのプランと独自ドメインを組み合わせて利用できます。時間制の料金ではなく契約期間分の一括前払いとなっています。
利用期間は[3ヵ月,6ヵ月,12ヵ月,24ヵ月,36ヵ月]の中から選べます。
通常プラン
通常プランは長期利用割引がないプランですが、時間制の料金で利用できます。

サーバースペックが違う[2円/時間,4円/時間,8円/時間]の中から選べます。
リザーブドプラン
リザーブドプランは、収容ホストの負荷が上昇してもパフォーマンスが変動せずに安定稼動できるプランです。1契約毎にvCPUやメモリなどのリソースが割り当てられる為、他のユーザーの影響を受けずに安定稼働したい場合に適したプランです。私はこのリザーブドプランを利用しています。時間制の料金で利用できます。
サーバースペックが違う[1BG,2GB,4GB]の中から選べます。
覚えておきたいConoHa WINGの機能
まずは機能一覧を見てみましょう。全プラン共通で利用できる機能です。
機能 | 全プラン |
---|---|
サイト数 | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 |
メールアドレス | 無制限 |
コントロールパネル | ○ |
自動バックアップ | 標準搭載 |
無料独自SSL | ○ |
迷惑メールフィルター | ○ |
マルチドメイン | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 |
プラン変更 | ○ |
リソースグラフ | ○ |
サーバーマイグレーション | ○ |
SSH | ○ |
ジョブスケジューラー | ○ |
モバイル連携 | ○ |
アプリケーションインストール | ○ |
Webフォント | ○ |
動作確認URL | ○ |
エラーページ | ○ |
サイト転送 | ○ |
.htaccess編集 | ○ |
php.ini編集 | ○ |
PHPバージョン切替 | ○ |
データベース | ○ |
FTPアカウント | 無制限 |
FTP転送 | ○ |
ファイルマネージャー | ○ |
アクセス解析 | ○ |
ログ確認 | ○ |
LiteSpeed LSAPI | ○ |
PHP7 | ○ |
HTTP/2 | ○ |
OPcache | ○ |
コンテンツキャッシュ | ○ |
ブラウザキャッシュ | ○ |
WordPressかんたん移行 | ○ |
ログイン回数制限 | ○ |
スパムコメント/トラックバック制限 | ○ |
海外コメント/トラックバック制限 | ○ |
海外アクセス制限 | ○ |
ディレクトリアクセス制限 | ○ |
WAF | ○ |
迷惑メールフィルター | ○ |
ウイルスチェック | ○ |
Webメール | ○ |
メーリングリスト | 無制限 |
メール自動返信 | ○ |
これだけの機能があって時間制で利用できる共用レンタルサーバーは珍しいです。
レンタルサーバーの新サービスとしては結構インパクトがあり、「誰でも手軽に利用できる」と言う印象からユーザー数も増えているようです。
ConoHa WINGのコントロールパネルは非常に見やすく、管理がしやすいです。
また、上で挙げたように機能も充実していますのでワードプレスを始めた後にそれらの機能も上手く活用できます。
「これだけは覚えておきたい」と言うConoHa WINGの機能を書いておきます。
無料メールアドレス
対象ドメインのメールアドレスが無制限で作成できます。ブログのお問い合わせ用には最適ですね。
Webメール
作成したメールアドレスでの送受信はメールクライアントがなくてもWebメールから利用可能です。メール画面もシンプルで見やすいです。
自動バックアップ
ワードプレスデータのバックアップは非常に重要です。通常はそれをプラグインで行いますが、ConoHa WINGではWebサイト、メール、データベースのデータを1日1回自動でバックアップしてくれます。復元は過去14日分のバックアップデータまでとなっています。
Webフォント
過去記事にした、お名前.com共用サーバーでも利用できるモリサワフォントが30書体無料で利用できます。設定の仕方はこちらから確認できます。
モバイル連携
モバイル連携はConoHa公式アプリ「ConoHa Mobile」と連携することで、ConoHaチャージ残高やサーバーの監視・管理ができます。スマホから専用アプリでサーバー管理ができるのは非常に便利だと思います。

サーバーマイグレーション
サーバーマイグレーションとは、利用中のサーバーが混雑している場合に限り収容数の少ないサーバーへ移行することが出来る機能です。
ただし、サーバーマイグレーションを実行した場合はWAFの検知ログおよび自動バックアップのデータは引き継がれませんので注意も必要です。
WordPressかんたん移行
ワードプレスは契約サーバーから他社のサーバーに移行すると言う作業が慣れないうちは非常に面倒です。現在は簡単に移行できるプラグインもありますが、レンタルサーバー自体に移行できる機能があるのは珍しいです。
この機能は、移行元のワードプレスのテーマ、プラグイン、カスタマイズにより、失敗するケースがあります。私も調べまくって色んな方法、回数を試したのですが、エラーが発生して失敗に終わっています。
すんなり上手く移行できればこの機能は重宝すると思います。
移行方法はこちらで確認できます。
WordPressテスト移行機能
WordPressかんたん移行ツールでWordPressの本番移行を行う前に、テストサイトで動作の確認を行う事ができる機能が追加されました。
動作確認後は、テストサイトをワンクリックでそのまま本番移行することもできます。
WordPressの移行は失敗するケースもありますので、このようなテスト環境が用意されていると非常に安心です。
他社からの移行について
ConoHa WINGには、WordPressかんたん移行と言う機能があります。WordPressかんたん移行を使って他社から移行する場合は、注意点もあります。
まず、以下の条件に当てはまる場合は移行できません。
・WordPressのバージョンが3.8.5より古いサイト
・PHPのバージョンが5.3より古いバージョンを利用しているのサイト
・マルチサイト機能を使用したWordPress
・ダッシュボードログイン時に二段階認証(ロボット認証)を行っているサイト
・プラグインインストール時にFTP情報を必要とする設定のWordPress
・WordPress.orgからの移行
・ダッシュボードから画像投稿が出来ないサイト引用元:ConoHa WING
その他にも、下記のプラグインを利用している場合もエラーとなる場合があります。
・Yet Another Related Posts Plugin
・WassUp Real Time Analytics
・WordPress Popular Posts
・wp slims stat
・Broken Link Checker
・count per day引用元:ConoHa WING
上記以外にも、今使用しているサーバー会社や使っているテーマなどにより相性があるようで、上手く移行できない場合があります。
しかし、先にも述べたようにワードプレスの移行は慣れるまでが非常に面倒です。通常のサーバー移行では、ざっと簡単に説明しても以下のような手順が必要です。
- ・移行元のワードプレスのバックアップを取る
- ・新サーバー開設
- ・新サーバーにドメイン登録
- ・新サーバーにデータベース作成
- ・新サーバーにワードプレスをインストール
- ・移行元のバックアップデータをFTPソフトなどでアップロードする
- ・アップロードしたPHPファイルの中のデータベース名やパスワードを変える
- ・ネームサーバーの変更
このような煩わしい手順を踏まず、安全かつ確実に移行したい方には、WordPress移行作業を全てConoHa WINGの専任の担当者にお任せできる「WordPress移行代行」と言うサービスがConoHa WING
にはあります。
代行料金が発生しますが、プロに確実に移行作業をしてもらいたい場合は利用するのもありかと思います。
ワードプレステーマが選べる
ConoHa WINGでは2020年04月07日より、ワードプレステーマの提供が開始されました。
2021年09月17日の現時点では有料テーマ「THE SONIC」「SANGO」「JIN」、無料テーマ「Cocoon」が選べます。いずれも人気のあるテーマです。
ConoHaコントロールパネルからワードプレステーマを選んでインストールすることで自動でテーマが適用されます。
キャンペーン情報
『Webサイト制作応援キャンペーン』
[期間限定]2022年10月18日(火)16:00まで
『ConoHa WING 4周年記念キャンペーン』
[期間限定]2022年10月24日(月)16:00 まで
解約方法
利用しているサービスのみを止めたい場合
ConoHa WINGは時間制の料金システムですので、サービスを全て削除すると次の1時間からは料金が発生しません。
単純にサーバーを削除すればOKです。
サーバー管理にある契約情報から全てのサーバーを削除するだけです。複数サーバーを追加している場合はサーバーを切り替えて削除すればOKです。
※サーバーにインストールしたワードプレスは当然消えます。もう一度再開したい場合は一からやり直す必要がありますので注意してください。念の為にワードプレスのデータはバックアップしておくことをおすすめします。
ConoHa WINGの契約自体を解約したい場合
全てのサービスを削除してから、アカウント設定にあるConoHaアカウントを削除するから解約できます。未削除のサービスがあるとアカウントの削除予約は受付されません。
ConoHaを使用している私の感想
私も慣れているとまではいきませんが、日頃からワードプレスを触っています。
今回ConoHa WINGでワードプレスをすぐに始めることができる状態までもっていくのに、凄くあっけないと言う印象でした。
ワードプレスを始めた時は、右も左も分からず、手探りで時間をかけてようやくスタートできた記憶があります。今でもたまに予期せぬエラーが出て困惑することがありますが。。
何に対しても言えることですがモノやサービスに対する評判と言うのは、実際自分の環境で使ってみないことには分かりません。
時間制のレンタルサーバーのメリットは、飽き性だけどワードプレスには興味がある人や、始めたはいいけど忙しくて続けらない人でもとにかくコストを抑えて気軽に試せるのが最大の魅力ですかね。
ConoHaチャージを使えばクレジットカードの登録も不要です。
共用サーバーでも自分だけのリソースを確保できるリザーブドプランがあります。混雑して繋がりにくいと感じればサーバーマイグレーションと言う便利な機能もあります。
トレンドブログとかは一時的に記事がバズると大量のアクセスがあると思うので、「それを捌けるか?」と言えばConoHa WINGがどこまでのPVを許容できるのか分からないのでなんとも言えません。
私的な日記や私みたいにマイペースにブログを更新していくタイプの運営方法なら特に問題もないように感じます。これは私がリザーブドプランを利用しているからかも知れません。
私の場合はワードプレスのかんたん移行機能を試してみたかったと言うのもあってConoHa WINGを使い始めました。肝心の移行はエラーが出て、最終的にほぼ手動でしました。その時はかなり苦戦しました。。。
※現在はWordpressかんたん移行の機能改善として、移行に失敗した際、原因別にエラーを表示するよう変更されています。
今のところは特に不満はないです。コントロールパネルのページ移行が若干遅く感じることがあるくらいですかね。
ConoHa WINGは、万が一メンテナンスで繋がらなかったりサーバー停止した場合は、事前にコントロールパネルのお知らせ及びメールにて告知されます。
質問:メンテナンスや障害が発生した場合は教えてもらえますか?
回答:コントロールパネルのお知らせに掲載するとともに、ご登録のメールアドレス宛にご連絡を差し上げます。引用元:ConoHa FAQ
「ワードプレスを始めてみたい」と言う方に今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。