レンタルサーバー「ConoHa WING」を2年使ったので改めてレヴューします

   2021/01/16

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このブログはレンタルサーバー「ConoHa WING」で運営して2年が経ちます。

結論から言うと、特に不満なく快適に運営できています。

むしろConoHa WINGのコントロールパネルに慣れたので、特に分からないこともなくスムーズに管理できています。

これからワードプレスでブログを始める人にもおすすめできます。

その理由はコントロールパネル(管理画面)の見やすさと使い勝手が非常に良いからです。

ここでは、よく使うコントロールパネルの機能を例に、おすすめできるポイントをご紹介したいと思います。




とにかく直感的に見やすい管理画面

ブログやサイト運営者にとってレンタルサーバーの管理画面は、見やすくて扱いやすいに越したことはありません。

ConoHa WINGのレンタルサーバーの管理画面(コントロールパネル)は初心者でも非常に見やすくできています。

基本機能を備えた上で「痒いところに手が届く」機能もたくさんあります。各機能などは使っている内に自然と覚えます。

ではConoHa WINGの管理画面はどのような見た目で、どのような機能があるのか?

ここでは、ブログやサイト運営者が比較的よく使う機能などを例に一部ご紹介したいと思います。

下の画像はConoHa WINGのコントロールパネル画面です。

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まず、ConoHa WINGは時間課金制の為、すぐに利用料金を確認できるようになっています。

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月々の料金も一覧で確認できて、PDFとXLSファイルでダウンロードも可能です。

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サイト設定画面

よく使う「サイト管理」画面も実にシンプルでいて必要な機能を備えています。

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サイト管理画面を見ていきます。

まず、「サイト設定」にあるアプリケーションの追加画面では、簡単にサブドメインのワードプレスを追加できるようになっています。

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基本設定ではWebフォントの設定やエラーページの指定などができます。

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応用設定では、CSSファイルと言うブログやサイトのデザインを担うファイルをカスタマイズした後に、ブログやサイト表示がおかしくなる時があります。そんな時にコンテンツキャッシュをクリアすることで解決する場合があります。

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WordPressテーマでは、人気のワードプレステーマ《Cocoon》が簡単に利用できるほか、ConoHa WING経由で購入した有料のテーマもすぐに適用することができます。※現時点で有料テーマは《THE SONIC》《JIN》《SANGO》の3種類を購入できます。

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サイトセキュリティ画面

サイトセキュリティ画面では、ワードプレスのログイン制限やコメント制限なども簡単に設定できます。

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FTP画面

ワードプレスでサイトやブログを運営していると、FTPと言うファイル転送機能をよく使います。

例えば、サイトデザインを変更したCSSファイルをアップロードしたり、バックアップ用に画像ファイルをダウンロードする時などに使います。この作業は別途、FTPソフトを自分のPCにインストールして使用します。その際にFTPアカウントが必要になります。簡単に言うと自分のPCとConoHaのサーバー間でファイルをアップロードしたりダウンロードするにあたって、専用のアカウントが必要になります。

FTP画面では、そのFTPアカウントを簡単に無制限で追加することができます。

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ファイルマネージャー

仮にConoHa WINGでワードプレスを運営する場合、ワードプレスを構成するファイル群はConoHaのサーバー上にあります。

通常、ワードプレスをカスタマイズしたり、トラブル時などに編集するファイルは上の項でも説明したFTPソフト経由でそのファイルにアクセスすることになります。

しかし、ConoHa WINGには最初からファイルマネージャーが用意されています。これによりコントロールパネルから簡単にワードプレスのファイルにアクセスすることできます。

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なにより便利なのがファイルの編集時です。右クリックメニューから3つのエディターを選択して開くことができます。

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アクセス解析

ConoHa WINGには自分のブログやサイトのアクセス解析機能もあります。訪問者数はもちろんのこと、デバイスや流入元別で簡単に確認ができます。

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メール設定

メールに関する設定は左メニューにある「メール管理」からメール設定と進むとメールの追加画面になります。

ブログやサイトで使用するお問い合わせ用のメールも簡単に作成できます。

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また、Webメールも同じ画面からすぐにアクセスが可能です。

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自分のブログやサイトのお問い合わせから届いたメールを確認する時に便利です。メール画面もシンプルで見やすいです。

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サーバーの自動バックアップ

ConoHa WINGでは1日1回、Web、メール、データベースが自動バックアップされます。

左メニューの「サーバー管理」から自動バックアップと進むと、過去14日分のバッアップが確認できます。もちろんトラブル時などに復元が可能です。

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ConoHa WINGは2段階認証に対応している

言わずもがな、今の時代、サイトセキュリティにおいて2段階認証は必須でしょう。

ConoHa WINGではアカウント設定から2段階認証を設定できます。これにより、管理画面への不正アクセスのリスクを大幅に減らすことができます。

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2段階認証とは?

従来のIDとパスワードに加えて、更に別の方法(指紋認証,ショートメール,認証アプリ)で本人確認を行い、より安全にサービスを利用できるセキュリティの仕組みです。

二要素認証または多要素認証とも言われますが、正式には二要素認証はIDやパスワード(文字列)+生体認証やアプリ認証と言った異なる二つの要素で認証することを指します。

それに対して、二段階認証は同じ要素であれ違う要素であれ2回認証することを指します。

例えば、IDとパスワードを2回ずつ入力して認証するならば2段階認証になります。しかし、現実は他の要素が用意されていることがほとんどですので、2段階認証と言う言葉の方が浸透しています。

ConoHa WINGのデメリット

ConoHa WINGを2年使用して感じたデメリットは、時間帯によってコントロールパネルが重いことです。

私の光回線は時間帯にもよりますが、金曜や土曜の夜でも約300MBは速度がでています。

その状態でもページの表示速度が結構遅いので、おそらくサーバー側が混雑しているのでしょう。

契約後の始めにワードプレスをインストールしたり、各設定をする時以外は、コントロールパネルに頻繁にアクセスすることはないのでそこまで気にしていません。

結論:ConoHa WINGはワードプレス初心者にもおすすめできる

今回の記事でConoHa WINGの機能の一部をご紹介しましたが、『管理画面がなんとなく使いやすそうだな』と言うのが少しは伝わったかと思います。

ただし、今からワードプレスを始めようと思っている人にとっては、『そもそもどうやってConoHa WINGでワードプレスを始めるの?』と言う疑問に行き着くかと思います。

心配は無用です。ConoHa WINGでワードプレスを始める手順は、以下の記事に画像付きで詳しく解説してますので参考にしてみてください。

また、自宅PCとは別のWindows環境で作業ができるConoHa for Windows Serverも私が実際に利用して、その手順を公開していますので、いずれ使ってみたい時に参考にしてください。

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