スマホでPS4やPS5をリモート操作できる「PS Remote Play」の使い方
PS4の専用リモコンを持っていない人はゲーム以外の操作もPS4コントローラーでしているのではないでしょうか?
私もそうだったのですが、最近コントローラーの調子が悪く、PS4のメニューを操作する時に予期せぬ挙動が起こってほとんど使い物にならない。
もうゲームはほとんどしなくなったのですが、調べていると「PS Remote Play」と言うアプリがスマホからPS4をリモート操作できることを知りました。
早速、導入してみました。
今回は「PS Remote Play」アプリの導入方法や使い方を書いておきます。
目次
PS Remote Playアプリとは?
「PS Remote Play」はPS5やPS4をリモート操作できるアプリです。
このアプリは以下のような使い方ができます。
- PS5やPS4の画面をモバイル機器に表示できる
- モバイル機器に表示されるコントローラーを使ってPS5やPS4を操作できる
- Android 10以降がインストールされているモバイル機器では、DUALSHOCK4ワイヤレスコントローラーが使える
- Android 12以降がインストールされているモバイル機器では、DualSenseワイヤレスコントローラーが使える
- モバイル機器のマイクを使ってボイスチャットができる
- モバイル機器のキーボードを使ってPS5やPS4へ文字を入力できる
このアプリの提供元はPlaystaion Mobile Inc.となっています。
PS Remote Playアプリを使う際に必要なもの
PS Remote Playアプリを使うには、以下のものが必要なので事前確認しておきます。
- Android 8.0以降がインストールされたモバイル機器
- 最新バージョンのシステムウェアがインストールされたPS5またはPS4本体
- PlayStation Networkのアカウント
- 高速で安定したネットワーク
PS4側の設定
PS5は持っていませんので、PS4で説明します。
PS4のメニューにある「設定」から「リモートプレイ接続設定」を選択します。
「リモートプレイを有効にする」にチェックを入れます。
これでPS4側の準備はOKです。
PS Remote Playアプリのダウンロードとインストール
以下からiOSバージョン、もしくはAndroidバーションをダウンロードできます。ダウンロードしてインストールします。

PS Remote Playアプリのセットアップ
アプリを起動すると下のような画面になるので指示に従いながらセットアップしていきます。
PlayStation Networkアカウントにログインします。※アカウントを持ってない場合は事前に作成する必要があります。
次の画面ですが、送信されるデータが気になる場合は「アプリデータについて」のリンクから一度読んでおいてもいいでしょう。
「設定を変更」から詳細データと基本データを選択できます。
送信されるデータに同意します。
コントローラーとのペアリング画面はいったん閉じます。
PS5かPS4を選ぶ画面になります。今回はPS4を選んでいます。
自動でPS4に接続されます。
PS4に接続されるとスマホには下のような画面が表示されます。
自動で接続できない場合
自動で接続ができない場合は「手動」で接続します。
まずPS4側の「設定」から「リモート接続設定」の画面まで行き「機器を登録する」を選択します。すると以下のような画面になります。表示された8桁の数字を残り時間内にアプリ側で入力します。
アプリ側の接続画面で「手動」を選択します。
8桁の数字を入力して「リンク」をタップすると接続されます。
以上でセットアップは完了です。
PS Remote Playアプリの操作
PS Remote Playアプリの操作は、スマホ画面に表示されている仮想コントローラーを操作するだけです。PS4コントローラーと同じように操作できます。
画面上部にはPS4の画面が表示されます。この部分はタップ2回でタッチパッドとして動作するようですが、私のスマホでは動作しませんでした。アプリのレヴュー欄でも動作しない人のレヴューを見かけたのでモバイル端末との相性があるのかも知れません。
その他には「マイク」「ピクチャーインピクチャー」「設定」のアイコンがあります。
他のアプリを使いたい時
PS Remote Playを起動していて、他のアプリやスマホのホーム画面を操作したい時は「ピクチャーインピクチャー」のアイコンをタップします。
接続を解除したい時
PS Remote Playの接続を解除したい時は画面左下の「設定」アイコンから解除できます。
コントローラーとのペアリング
アプリTOP画面の右上にあるアイコンから設定できます。
コントローラーとスマホをペアリングしたい場合は、まずスマホ側でBluetoothをオンにします。
次にコントローラーのSHAREボタンとPSボタンを同時長押しします。
コントローラーのライトバーが点滅しますので、その間にスマホ側のBluetooth設定画面から「Wireless Controller」をタップします。
「ペアリング」をタップします。
コントローラーとスマホをペアリングすると、コントローラーでスマホを操作できたり入力デバイスとして利用できたりします。
PS Remote Playアプリの設定画面
PS Remote Playアプリの設定画面は、アプリTOP画面の右上にあるアイコンをタップします。
特に設定項目が多いわけでもないので「リモートプレイのビデオ品質」と「モバイルデータ」の項目だけ確認しておいてもいいと思います。
PS Remote Playアプリの注意点
PS Remote PlayアプリではPS4やPS5の画面を操作できますが、Youtubeやプライムビデオなどのサービスは「リモートプレイ禁止区間」となります。
よってYoutubeやアマプラの画面は表示されず操作などはできません。
ゲームやプレイステーションストア、ギャラリー、ライブラリー、設定などは操作できます。
PS Remote Playアプリのゲーム画面
縦画面だとコントローラー操作がしづらいです。
横画面に変えるとボタンも大きく表示されますが、「L3R3ボタン」は表示されません。画面中央あたりを指で回すと動作を確認できます。
あとがき
個人的にはあまりゲームをしなくなったので、PS4を起動するのはYoutubeやアマプラを見る時です。しかしその操作ができないと知らずにダウンロードしました。
そうなると、コントローラーを買い替えるか専用リモコンを買うか悩むところです。
このアプリは出先でがっつりゲームをリモートプレイすると言うよりは、あくまで簡易的に使うと言った感じのアプリですね。
ゲームでスマホ画面上の仮想コントローラーを使うのはかなり慣れが必要です。画面上のL3R3スティックですが、物理的な感覚がないのでかなり使いづらい。
しかしながら単純な操作のゲームプレイならすぐに慣れるかもしれません。
気になる方は一度導入して試してみてはいかがでしょうか。