GIMPで透過して彫られたようなアイコンを作成するチュートリアル

 


無料で高機能な画像編集ソフト「GIMP」のチュートリアル。

GIMPは有料の画像編集ソフトに劣らないくらい高機能なソフトウェアです。それゆえに、全く画像編集をしたことがない方などは、慣れるまでが大変です。

GIMPを使いこなす上で良い練習となるのは、様々なグラフィックのチュートリアルです。チュートリアルをこなしていく内に自然と使い方も分かってきます。

今回はサムネイルにあるようなアイコンの作成手順を書いておきます。

GIMPは窓の社からダウンロードできます。



透過&彫刻されたようなアイコン作成手順

今回使用したフリー素材はこちらからダウンロードできます。

新規画像から縦横500pxの画像を作成。塗りつぶし色は透明を選択。

新規レイヤーを追加。

追加した新規レイヤーを選択し、円ツールで円描く。左上角の座標を0,0、サイズを500,500に設定する。

塗りつぶしツールで円を塗りつぶす。色はお好みで。描画色、選択範囲になっていることを確認。

上部メニューの画像からガイドを選択し、「新規ガイド(パーセンテージで)」を選択。

垂直、水平ともに数値を50と入力しOKをクリック。

ガイドが表示される。上部メニューの表示から「ガイドにスナップ」をオンにしておく。

矩形ツールを選択し、矩形選択モードを「現在の選択範囲との交差部分を新しい選択範囲にする」に切り替えて、ガイドの左半分を矩形ツールで選択する。

塗りつぶしツールで最初に塗りつぶした色より淡い色で塗りつぶす。

ガイドの表示を消す。

上部メニューの選択から選択を解除する。

回転ツールで-45°に回転させる。

描画しているレイヤーの上で、右クリックして「レイヤーをキャンバスに合わせる」をクリック。

上部メニューのファイルから「レイヤーとして開く」を選択し、アイコンを読み込む。

読み込んだアイコンのサイズを拡大・縮小ツールで調整する。

整列ツールでアイコンをクリックしてから、画像中央に配置する。

読み込んだアイコンのレイヤーの上で右クリックし、「不透明部分を選択範囲に」をクリック。

アイコン部分が選択範囲になるので、そのまま円を描いたレイヤーを選択して、上部メニューの編集から消去をクリック。

読み込んだアイコンレイヤーの左にある目のマークをクリックして非表示にする。

円を描いたレイヤーを選択し、右クリックから「不透明部分を選択範囲に」をクリック。

上部メニューのフィルターから、「照明と投影」→「ドロップシャドウ」をクリック。

数値はデフォルトでOK。

ドロップシャドウが適用される。

あとはお好みで背景のテクスチャを読み込んで、テクスチャレイヤーを一番下にドラッグ&ドロップする。

以上で完成です。

完成した画像をエクスポートする

上部メニューのファイルから「Export As」をクリック。

名前をつけて、エクスポートをクリック。

圧縮レベルはお好みで設定し、エクスポートで任意のフォルダに保存して完了です。

名前をつける画面では、エクスポートする拡張子も選択できます。通常は.pngもしくは.jpgです。

以上です。

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