新型Fire TV Stickをレヴュー!種類や使い方、発熱の対処方法など
Wi-Fiを利用して、テレビでネット動画を見ることができる新型Fire TV Stick(第2世代)を買ってみました。
リビングにあるテレビでYOUTUBEやAmazon Primeビデオを見たかったので購入。
Fire TV Stickは、テレビのHDMI端子に挿して、Wi-Fiに接続することでストリーミング動画を視聴できるデバイスです。
今回はFire TV Stickの接続方法や使い方も含めてレヴューします。
目次
Fire TV Stickを買う前に確認すること
Fire TV Stickを使いたい場合は、事前に必要なものが揃っているかを確認して下さい。Fire TV Stickを使うには以下のものが必要になります。
- HDMI端子付きのテレビ
- 無線LAN(Wi-Fi環境),有線LANも可能*
- テレビ周辺に余っているコンセントがあるかを確認(電源確保)
まずHDMI端子ですが、余程古いテレビでない限りは付いていると思います。念の為にテレビの裏面を見て確認しておきます。
Fire TV Stickは無線LANでインターネットに接続してストリーミング動画配信サービスを見るので、ネット回線及びWi-Fi環境が必要になります。
- *Fire TV Stickを有線接続する方法
- Fire TV Stickhは有線LANでも接続できるAmazon イーサネットアダプタが販売されています。有線で接続した方が安定性や通信速度も向上するので本体と一緒に購入するのもいいと思います。
Amazon イーサネットアダプタの対応機種はFire TV Stick 4K、Fire TV Stick (第3世代)、Fire TV Stick (第2世代)、Amazon Fire TV (第3世代)となっています。
テレビ周辺は関連機器によってコンセントが余っていないケースもあります。あまりタコ足配線をしたくない場合はコンセントに空きがあるか確認しておきます。
Fire TV Stickの種類
新Fire TV Stickは、標準モデルと4K対応モデルの2種類があります。2つの仕様は以下のようになります。
新型Fire TV Stick(2019モデル) | ![]() ![]() |
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価格 | ¥4,980 | ¥6,980 |
映像 | 最大1080p | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
HDR-10対応 | なし | あり |
プロセッサ | クアッドコア 1.3 GHz | クアッドコア 1.7 GHz |
ストレージ | 8GB | 8GB |
オーディオ | Dolby Audio | Dolby Atmos |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 |
デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11a/b/g/n/ac対応 |
4Kテレビを持っていなければ標準モデル、4Kテレビを持っているなら4Kモデルと言った選択肢になると思います。
Fire TV Stickの機能
新型Fire TV Stickには以下のような機能があります。
- ALEXA対応音声認識リモコン
- Prime Video、YouTube、Hulu、Netflix、AbemaTV、DAZN、dTVなどの幅広いストリーミングサービスに対応
- HD最大1080pまで対応
- Dolby Audio対応
- Wi-Fiはデュアルバンド、デュアルアンテナ(IEEE802.11a/b/g/n/ac)対応
なんと言ってもALEXA対応音声認識リモコンが非常に便利です。リモコンの音声認識ボタンを押しながら、「アレクサ~が見たい」と話かけることで、リモコンでの手動操作を省略できます。
更に、ALEXA対応音声認識リモコンはテレビの電源や音量操作も可能になっています。わざわざテレビのリモコンに持ち替えて操作する必要がなく、快適に視聴ができます。
また、Wi-Fiは11acに対応していますので高速なストリーミング再生が可能です。
Fire TV Stickの外観
付属品は「Fire TV Stick本体、ALEXA対応音声認識リモコン、単4電池2個、電源アダプタ、USBケーブル、HDMI延長ケーブル、取扱説明書」となります。
本体は通常のUSBメモリを一回り大きくした感じのサイズです。
Fire TV Stickの接続方法
- まず、テレビのHDMI端子にFire TV Stickを挿して、電源アダプタをコンセントに差込みます。
- テレビの入力をHDMIに切り替えます。
- 画面の指示に従って、無線LAN親機や無線LAN中継機(アクセスポイント)にWi-Fi接続します。
- 画面の指示に従ってAmazonアカウントにログインすると、Fire TV Stickで動画を見る準備は完了です。
Fire TV tickの発熱について
Fire TV tickを長時間使用すると、本体が熱くなっている時があります。
私は以前「ChromeCast」も使っていたのですが、数時間使ったあとに本体を触るとかなり熱くなっていました。
残念ながら、これはステックタイプ型の宿命です。Fire TV StickにはCPUやGPUが内臓されています。そして、コンパクトゆえにCPUやGPUから発生する熱を逃がす構造になっていないのです。
本体が異常に熱を持つとパフォーマンスに影響が出てきます。画面にエラーが出たり、明らかに挙動がおかしいと感じた場合は、一度本体を触ってみて発熱具合を確認してみてましょう。
PC、スマホもCPUやGPUが内臓されているので発熱には弱いです。しかし、PCの場合は、各パーツに取り付ける冷却ファンやヒートシンクがあります。そう言ったパーツをFire TV Stickに代用することで熱問題が解決するかも知れません。
例えば、下のようなPCのSSD用ヒートシンクを、Fire TV Stickに両面テープで貼ると言った対策もあります。値段もお手頃なので試してみる価値はあると思います。
Fire TV Stickの本体サイズが85.9 mm x 30.0 mm x 12.6 mmなので、どちらの商品もFire TV Stick本体に収まります。
私の場合、まだエラーや警告表示がされたことはないので分かりませんが、発熱がひどい場合はヒートシンクを付ける予定です。
Fire TV Cube
Fire TV Cubeはスティック型とは異なるキューブ型で、Fire TVシリーズの中でも一番ハイスペックなモデルになります。
Fire TV Cubeは以下のような特徴があります。
- スピーカー内臓
- ストレージが16GB
- Fire TV・ホームエンターテイメント機器をハンズフリーで音声操作できる
- プロセッサがヘキサコアなのでスティック型と比べて高速起動&パフォーマンスが向上している
- イーサネットアダプタが同梱されている
Fire TVシリーズの中で一番性能がいいものを買いたいならFire TV Cubeになります。
Fire TV Stickのまとめ
最新型のTVは、そもそも始めから動画配信サービスが内臓されていたりします。
しかし、少し型落ちのTVで動画を見たい場合に、Fire TV Stickは非常に便利で良い商品だと感じました。
そして、新型Fire TV Stick(第2世代)は、ALEXA対応音声認識リモコンと言う最強の付属品があります。ALEXA自体を持っていなくても、音声で動画を探したりテレビの電源を入れたりできるのは本当に便利ですよ。