液晶モニターの掃除方法。白い汚れや拭き跡などを解消するコツを自ら実践して解説
液晶モニターは定期的に掃除しているのですが、モニターの電源を切ると白い筋状の汚れが残っていることってありませんか?
角度や照明の当たり具合で結構目立つんですよね・・
そしてこの汚れはノングレア液晶の方が目立ちます。ノングレア液晶とは簡単に言うと液晶画面の表面に光沢がなく、映りこみがない液晶です。
逆に自分の姿や液晶の前に置いた物などが映りこむのはグレア液晶です。
私はノングレア液晶を使っているのですが、毎回この白い筋状の汚れに悩まされていました。
今回はこの白い筋状の汚れを思い切って取ってみましたのでその手順を記事にしたいと思います。
※アルコール分や溶剤、研磨剤を含む物を使ってはダメとの情報もありますが、私の場合、メガネ用クリーナーでも汚れが落ちませんでしたので結構思い切って取りました。この方法を試す場合は自己責任でお願いします。
液晶画面の埃を落とす
まずはモニターの電源を切り液晶表面の埃を落とします。
使用するのはエアーダスターもしくはクイックルワイパーでも良いと思います。エアーダスターの方が綺麗に飛ばせます。下のようなものです。
液晶画面の汚れを落とす
よく家電店のOA機器コーナーに売ってあるウェットタイプの液晶クリーナーを以前は使っていたのですが、はっきり言ってお薦めできません。
メーカー違いの3種類くらい試しましたけど、粗悪なものはまず短い期間でパサパサに乾いてしまいます。そして一枚取り出す度に千切れたりします。
画面をそれで拭いても汚れを伸ばすだけで取れた試しがありません。
なので私はマイクロファイバークロスにメガネクリーナーを吹き付けて横一線ずつ拭きました。
画面左から右にゆっくり拭いていきます。
この時のコツですが、マイクロファイバークロスにかかっている指は2本もしくは3本です。人指し指と中指で軽く押さえつけながらゆっくり左から右に移動させます。
指の圧が均等にかかっていないと拭き残しがある為、画面斜めから確認しながら拭くといいです。
それを画面下まで繰り返します。
メガネクリーナーに除菌効果があるものは界面活性剤と除菌成分のエチルアルコールが含まれています。ph(ペーハー)は中性です。よって頑固な汚れの場合は落ちない場合もあります。
その場合は市販されているスプレータイプのマルチクリーナー(家具、床、カーペット、窓、家電製品などを掃除できるもの)を使えば落ちると思います。マルチクリーナーは弱アルカリ性のものを試してみるのも手です。
しかし、注意が必要です。市販されているスプレー式のマルチクリーナーは使用用途に液晶モニターや液晶TVは含まれていないものがほとんどだからです。
私はメガネクリーナーでも落ちない部分がありましたので、今回思い切って弱アルカリ性のマルチクリーナーを使いました。
手順はメガネクリーナーの時と変わりません。
するとあっさり汚れは取れました。
Amazonで探してみると下の商品も弱アルカリ性です。意外と商品説明欄にペーハーや液性が書かれていませんね。電解水などは強アルカリ性なので注意してください。私はかんたんマイペットを使用しました。
液晶画面の仕上げ
表面を乾いたマイクロファイバークロスで軽く拭いた後、遂に最終兵器の登場です!!!
知る人ぞ知るプレクサスです!!!
コイツの万能&有能っぷりは使ったことのある人にしか分からないでしょう。
私は何年も前に車用に購入しました。車以外を掃除する時にもコイツがあると心強いのです。
プレクサスはアメリカで最も厳しい米軍品質検査基準をクリアしているプラスティッククリーナー&保護剤で、戦闘機のキャノピー(強化プラスチック)をクリアに保つため開発されたプラスチック専用整備品です。
その用途はプラステック面はもちろんのこと、車の塗装面、樹脂面、金属面、ガラス、メッキ、カーボン、アクリル、ポリカーボーネート、塩化ビニール、フィルム、CD&DVD類とまさに万能です。
しかも、液晶画面にも使えます。参照:プレクサスについて
スマホやタブレット、カーナビ画面にも使えるのでむちゃくちゃ便利です。
この製品の凄いところは洗浄と保護を同時に行えて、しかも長期間効果を期待できます。更にpHは中性なので対象物に傷をつけることもありません。
プラスティック面、例えばエアコンの表面に軽く吹きつけて乾いた布で空拭きすると効果がよく分かります。艶が出て、表面はツルツルになります。
プレクサスを吹いておくとその後の掃除も楽になります。空拭きでも水拭きでも汚れが取りやすくなるのです。
「はじめからこれを使えばよかったのでは?」
と自分でも思いましたが、今回は仕上げの保護目的に使用しました。
プレクサスをマイクロファイバークロスに軽く3プッシュした後、優しく拭き上げます。
※使用方法は車だと拭き上げる面積の1/3から1/4に20cm程離してからスプレーします。今回は液晶画面なので直接スプレーは避けて、一旦マイクロファイバークロスに吹きかけています。
使用方法からも分かる通りコスパも抜群に良いです。
これで完璧に仕上がりました。
ビフォアー&アフター
照明の具合などで汚れが見えくくなっていた為、カメラのピクチャーカラーをブルーにして撮影しています。
Befour
After
お使いのモニターが汚れていると上記のAfter画像は当然汚れて見えます(笑)
まとめ
ちょっと今回の記事はプレクサスの存在感が強すぎて、タイトル的にもプレクサスを前面に出した方が良かったのではと思いました(笑)プレクサスについては別記事に詳しく記事を書きました。
簡単に手順をまとめると、まずは中性クリーナー(メガネクリーナー)で試してみて、それでも汚れが落ちないようであれば自己責任で弱アルカリ性のクリーナーを試す。
仕上げについては私の自己満足ですのでスルーして頂いてもよろしいかと。
ふと思うのですが、グレア液晶に映りこんだ自分を見て「なにこいつ?」と腹立つ時ってありません?(笑)
その分、ノングレア液晶は自分の顔みなくて済むので快適です(笑)