PCでYOUTUBEを見ていると突然音が出なくなって読み込み画面で固まる時の対処法
最近Youtubeを見ていると、突然音が出なくなり読み込み画面で固まる現象が発生していました。
この現象が発生すると決まって広告のカウントダウンも止まります。

広告のカウントダウンも止まったままになって音が出なくなる
通信速度は問題ないし、YOUTUBE側のトラブルでもなかったので原因を探るべく色々な対処法を試しました。
結果、解決したので備忘録として残しておきます。
目次
事前確認しておくこと
まず、基本的な確認として以下の項目をチェックします。
- パソコンを再起動する
- 通信速度を確認する
- Youtube側で障害が起きていないかを確認する
パソコンの再起動
まずはパソコンを再起動して解決するか確認します。
私の場合、再起動すると一時的には音が出るのですが、連続で動画を見るとまた音が出なくなり固まっていました。
通信速度を確認する
最初から読み込み画面で固まる場合は通信速度を確認します。
Yuotubeヘルプでシステム要件と画質別に必要な通信速度を確認します。
画質を落とせば、最低1Mbpsあれば読み込みに多少時間はかかっても音が出なくなることはありません。
画質は歯車アイコンから変更することができます。
Youtube側の障害なのかを確認する
Youtube側で障害が起きている可能性もありますので、twitterやGoogle検索で「Youtube 障害」のようなワードで検索します。
Yahoo!リアルタイム検索で確認するのもいいでしょう。
パソコン側で確認すること
- ブラウザが最新バージョンになっているかを確認する
- ブラウザの設定を見直す
- パソコンのサウンド設定を見直す
- サウンド関連のドライバーを再インストールする
ブラウザが最新バージョンになっているかを確認する
ブラウザは常に最新バージョンを使うようにします。
ブラウザ側に不具合があったりした時に最新バージョンで問題が修正されている可能性があるからです。
特にブラウザの設定を変更していない限り、ブラウザ側で最新バージョンが利用可能と言うポップアップが表示されるはずです。
ブラウザの設定を見直す
ブラウザのハードウェアアクセラレーションがオンになっている場合はオフにします。
- ハードウェアアクセラレーションとは?
- 映像関連の処理をCPUではなく搭載しているGPUに処理してもらい、CPUの負荷を減らす仕組み
映像処理をGPUに任せた場合、もしGPU側に不具合などがあると上手く処理できません。
そこで機能をオフにして音が出るかを確認します。基本的にハードウェアアクセラレーションは、サウンド関連もGPUに設定していない限りほとんど関係ありません。関係があるのは映像が固まったりする時です。
Google Chromeの場合、ブラウザ右上のメニューアイコン から「設定」と進みます。
左メニューの「詳細設定」から「システム」をクリックして「ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」のチェックを外します。
パソコンのサウンド設定を見直す
この確認事項は、お使いのパソコンに別途サウンドカードやドライバーを追加している場合に確認します。
まずはサウンド関連のデバイスを表示させます。
キーボードショートカットの + Rで「ファイル名を指定して実行」にdevmgmt.mscと入力してデバイスマネージャーを起動します。
デバイスマネージャーのサウンド関連の項目を表示すると、パソコンに搭載されているデバイスを確認できます。
私の場合ですが、USB Sound Blaster HDと言うUSBオーディオインターフェースを使ってコンポから音を出しています。よって、他のドライバーとの競合を避けるためにUSB Sound Blaster HD以外のサウンドデバイスを無効にしています。
この設定は、ご自身で別途導入したサウンドデバイスがないのなら変更する必要はありません。デバイスが有効になっているかを確認します
有効、無効の設定はデバイスを選択して右クリックメニューから変更できます。
また、ドライバーの更新も右クリックメニューからできますので、新しいバージョンが出ていないか確認して更新します。
設定が終われば音が出るかを確認します。
サウンド関連のドライバーを再インストールする
パソコン側のサウンド設定をしても音が出ない場合は、サウンド関連のドライバーを再インストールします。
別途サウンドカードを追加している場合は、製品付属のCD-ROMやサイトからダウンロードします。
サウンドカードをご自身で追加していない場合は、パソコンを買った時に付属しているドライバーが入ったCD-ROMから再インストールします。
手順ですが、
- パソコンをバックアップする
- ドライバーを削除する
- ドライバーを再インストールする
となります。
※ドライバーには各アプリケーション共通で使われるdllファイルが含まれていますので、何かトラブルがあった時の為にパソコンを元の状態に戻せるように必ずバックアップしておきましょう。
バックアップについては別記事の中で手順を書いていますので参考にしてください。
ドライバーの削除
先ほどのデバイスマネージャー画面で、削除するデバイスを選択して右クリックメニューから「デバイスのアンインストール」を選択するとドライバーを削除できます。
再起動を求められたら再起動します。
ドライバーの再インストール
ドライバーによっては再起動すると自動的にドライバーがダウンロードされるケースもあります。
手動でも自動でもドライバーを再インストールするには再びデバイスマネージャーを起動します。
デバイスを選択して右クリックメニューから「ドライバーの更新」→「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」を選択すると、自動で再インストールされている場合は下の画像のように「このデバイスに最適なドライバーソフトウェアが既にインストールされています」と表示されます。
デバイスがインストールされていない場合は、「ドライバーの更新」から「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」を実行すると更新されます。
ドライバーが更新されない場合は、メーカーの公式ホームページからドライバーをダウンロードして実行します。
CD-ROMを持っている場合は、パソコンにCD-ROMをセットした後で「ドライバーの更新」から「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を実行してCDドライブを選択します。
CDドライブを選択して画面の指示通りに進めるとドライバーを再インストールできます。
最後に音が出るか確認する
私の場合、ドライバーの再インストールで音が出ない問題は解決しました。
この記事で書いた方法を順に実行しながら確認すると、音が出た時点での原因も特定できます。
ひとつずつゆっくり設定などを確認してみてください。