フリーWiFiを自動検知して接続してくれるアプリ「タウン WiFi by GMO」が超便利
GMOタウンWiFi株式会社が提供するフリーWiFi自動検知、データ通信節約アプリの「タウン WiFi by GMO」が便利なのでご紹介したいと思います。
「タウン WiFi by GMO」アプリは、コンビニやカフェなどのフリーWiFiに自動接続し、LTEデータ通信を節約できる便利なアプリです。VPNにも対応しています。
フリーWiFiに接続する時の煩わしい設定などは不要で、アプリをインストールしてチュートリアルを進めるとすぐに使えます。しかも無料です。
LTEデータ通信の容量節約にもなりますので、格安SIMを使っている人にもおすすめです。
GMOタウンWiFi株式会社は、2020年1月26日に新型コロナウィルスの感染拡大に備え、いち早く在宅勤務への移行を発表し話題となったGMOインターネット株式会社のアプリサービスを担うグループ会社です。
目次
タウン WiFi by GMOのインストール
「タウン WiFi by GMO」アプリはAndroid版とiOS版があります。以下のGoogle PlayおよびApp storeリンクからそれぞれダウンロード&インストールできます。

「インストール」をタップ。
「開く」でアプリが起動します。
タウン WiFi by GMOのチュートリアル
タウン WiFi by GMOを起動したら、チュートリアル画面通りに進めていきます。「次へ」をタップ。
「次へ」をタップ。
「許可」をタップ。
性別と生年月日を入力して利用規約を読み、「利用規約に同意して次へ」をタップ。
「閉じる」をタップ。
この時点で下のような画面になり、近くのフリーWiFi情報が表示されます。
ここでいったん画面からWiFiスイッチをタップして「オフ」にします。
タウン WiFi by GMOの設定
タウン WiFi by GMOの設定はトップ画面のメニューアイコンから可能です。設定と言ってもそんなに多くはありませんが、必ず「WiFi回線の保護」は設定するようにします。
WiFi通信を保護
フリーWiFiを利用する時に気をつけなければならないのが、そのまま接続しないことです。また「https」からはじまるURLのサイト以外はなるべくアクセスしないようにします。
フリーWiFiは公衆無線LANなので不特定多数の人が利用します。
通常、家庭用の無線LANルーターや企業内で使用する無線LANルーターは、アクセスポイントとスマホなどの端末間の通信が暗号化されています。
しかし、フリーWiFiなどの公衆無線LANは暗号化されていないケースもあり、悪意のある第三者によって通信内容を傍受される可能性があります。
よって公衆無線LANを使う場合は、個人情報を扱うサイトは避けるべきです。また、VPNを使って通信する癖をつけておくといいでしょう。
- VPNとは?
- Virtual Private Networkの略で、もともとは企業内ネットワークなどに使われていた技術。仮想的に暗号化で保護された専用回線のこと。
VPNはサービスを提供する会社のサーバーやアプリを介してインターネット通信を行います。
VPNを利用することで、暗号化で保護された専用回線を通して通信する為、通信の傍受やフィッシングサイトへの誘導などを防ぐことができます。
「タウン WiFi by GMO」ではアプリのメニューからVPNでWiFi通信を保護できます。
メニューをタップします。
「WiFi通信を保護」をタップ。
「OK」をタップ。
「SKIP」もしくは「NEXT」をタップ。
スイッチをタップして「オン」にします。
「https」と表示されているURL以外のサイトへのアクセスについては過去記事に書いています。セキュリティを意識するなら、理解する為に一読することをおすすめします。
WiFi回線へのアシスト
LET通信からWiFi回線へスムーズに切替できるように「WiFi回線への切替アシスト」をオンにします。
メニューから「WiFi回線への切替アシスト」をタップ。
スイッチをタップして「オン」にします。
再びトップ画面に戻って、WiFiのスイッチをタップして「オン」にします。これで準備は完了です。これ以降の設定は任意で設定してください。
遅いWiFiに接続しない
この設定はデフォルトで「オフ」になっています。
遅いWiFiに接続したくない場合は任意で「オン」にします。
電波が弱くなったら切断する
この設定はデフォルトで「オン」になっています。
切断したくない場合は任意で「オフ」にします。
「オン」の場合は切断する信号強度(RSSI)を設定することができます。
自動接続しないWiFiを管理
この設定画面からは、タウンWiFi対象のWiFiに自動接続をするかしないを設定できます。
タウンWiFiに接続する前のWiFi(スマホの「設定」→「WiFi」から自分で追加したWiFiなど)に自動接続したくない場合は手動で削除する必要があります。
その場合は「WiFi設定を開く」をタップすると端末のWiFi設定画面に移動します。
タウン Wi-Fi by GMOの使い方
位置情報(GPS)がオンになっていると、自動で近くのフリーWi-Fiスポットが表示されます。※表示されない場合はスマホの位置情報をオンにしてください。
画面に表示されているフリーWiFiスポットをタップするとスポットから離れている場合はマップが表示されます。スポットに接続できる範囲にいる場合は接続画面になります。
接続はフリーWiFiスポット画面の指示に従い「利用規約に同意して接続」してください。
フリーWiFiが届く範囲はおよそ半径20メートルになります。
コンビニの駐車場でも、店舗から離れていると下の画像のように電波が弱く接続できない場合があります。
タウン WiFi by GMOの画面の見方
タウン WiFi by GMOのトップ画面からは以下の項目が確認できます。
- 周りのWiFi
- 接続履歴
- WIFI率
- 節約通信量
周りのWIFI
トップ画面です。Wi-Fiのオンオフ、周辺のフリーWiFiスポット表示、マップでWiFiを確認したりすることができます。
マップアイコンをタップするとGoogle Map上でのフリーWiFiスポットを確認できます。
接続履歴
接続したことのあるフリーWiFiを確認できます。
WIFI率
当月のWiFi率を確認できます。
下の画像ではSIMカードを挿さずにWi-Fiとテザリングで運用しているサブ端末の為、WiFi率は100%になっていますが、LTE通信の内訳とWiFiの内訳も確認できるようになっています。
節約通信量
タウン WiFi by GMOアプリを使用しての節約通信量が確認できます。
フリーWiFiスポットに接続できない時
フリーWiFiスポットにうまく接続できない時は以下の点をチェックします。
- スマホを再起動して試してみる
- なるべくフリーWiFiスポットの近くに移動する
- アプリに接続するにはWi-FiもしくはLTE通信が必要なので元の通信状況は大丈夫かを確認する
- アプリからの通知をオンにするとWiFiに繋がらなかった場合の理由が通知されるので参考にする
※時間帯などでフリーWiFiスポットが混雑している時があるので、その場合は時間帯をずらすなどの工夫が必要です。
アプリを使ってみての感想
このアプリはVPN通信が可能で、なおかつ見やすいユーザーインターフェースなので非常に使いやすいです。
このアプリのみで近くのフリーWiFiスポットをすぐに確認&自動接続できるので、通信容量制限ギリギリとかの場合も重宝するのではないでしょうか。
個人的にフリーWi-Fiはあまり使うことがないのですが、検証もかねてメインスマホからのテザリングを利用してサブスマホで使えるかを検証しました。
Wi-Fiテザリングの場合、テザリングのSSID(アクセスポイントの識別名)に接続した後にフリーWiFiに接続することになります。その場合、今回の記事でも説明した「自動接続しないWiFiを管理」から手動でテザリングのSSIDを削除しなければなりません。そうなると今度はアプリに通信できなくなります。なので、最初に接続する時はBluetoothテザリングをおすすめします。Bluetoothテザリングで一回接続した後に、アプリのWiFi管理画面で自動接続をオンにするとうまくいきます。
それ以外は私の環境ではきちんとフリーWiFiスポットに接続できました。
非常に便利なアプリなので気になる方は是非一度試してみてください。