普段使っているPCにキーロガーが侵入していないか確認する方法

   2021/01/21

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普段なんとなく使っているキーボード。インターネットショッピングなどで個人情報に関わるワードを入力することも多いと思います。

しかし、もしキーボードに入力したワードが、外部にだだ漏れだとしたら?

その危険性があるのがキーロガーです。

キーロガーとは簡単に言うと、キーボードに入力された文字などの情報を監視し、記録、外部に送信するソフト。知らぬ間にPCにインストールされ、知らぬ間に個人情報を外部に漏らされたらたまったもんじゃないですね。

これは様々なウイルスやスパイウェアにも言えることですが、自分では知らぬ間にと思っていても、実際にはなんとなく行った操作や、閲覧したサイトなどによりこれらは仕込まれます。後で思い返してみると何かしらの心当たりがあったりします。

基本的にキーロガーが仕組まれていた場合、キーボードで入力した内容がログファイルとしてPC内のどこかにあります。それを確認するにはKL-Detectorと言うソフトを使えば確認することができます。

このKL-Detectorはインストール不要なので手軽に使えて便利です。




KL-Detectorのダウンロードと実行方法

こちらからダウンロード出来ます。ダウンロードページに行き、下のように赤枠をクリックして保存します。フォルダを解凍し、フォルダの中にあるKL-Detector.exeをクリックすると実行できます。

実行すると下のような画面になるので赤枠を順にクリックしていきます。

するとシステムトレイ(デスクトップ右下)にアイコンが表示されます。

この状態でメモ帳を起動します。そして、キーボードで適当な文字列を入力します。

この時点で、今入力した文字列がどこかにログとして記録されていれば、システムトレイのマークマークに変わります。

もしマークに変わった場合は、アイコンをクリックすると、どこにそのログファイルがあるかがパスで示されます。

例えば、

C:/Users/Default/AppData/

のように表示されます。

この例の場合だと、エクスプローラーの検索ボックスに、

C:/Users/Default/AppData/

と入力し、表示されたファイルなどをチェックして削除します。

ここで注意が必要なのが、アンチウイルスソフトやアンチスパイウェアソフトを導入している場合、誤検出される場合があると言うこと。誤検出されたファイルを削除すればシステムに不具合が起こりうるので、削除は慎重に行う必要があります。

何も見つからなかった場合は下のような画面となります。あとは画像の赤枠をクリックしてソフトを終了させます。

以上がKL-Detectorを使ったキーロガーの確認方法です。利用サイトのIDやパスワードをキーボードで入力する人は一度確認してみてはいかがでしょうか?



スクリーンキーボードを使う

日頃から慎重を期すなら特に重要なキーワードを入力の際はスクリーンキーボードを使えばいいです。

キーボードショートカットの + Rで「ファイルを指定して実行」にoskと入力すればスクリーンキーボードが起動します。

それが面倒ならデスクトップにショートカットを作成します。

「デスクトップで右クリック」
「新規作成」
「ショートカット」
「oskと入力」
「次へ」
「完了」

これでデスクトップに>スクリーンキーボードのショートカットアイコンが作成されます。マウスクリックでキー入力はしづらいですが、これなら安心です。セキュリティ関連はイタチごっこで、対策もその都度変わるから大変です。

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