Windows10にアップグレードしてからパソコンがフリーズするので原因を探る

   2020/04/09

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Wondows7からWindows10へアップグレードしたものの、たまにパソコンがフリーズする現象が発生しています。

ブラウザでサイトを閲覧している時にフリーズするのですが、どうやらブラウザの問題ではないようです。

なぜならば、このフリーズが発生するとキーボードもマウスも全く反応しなくなるのです。しかも、電源ボタン長押しでの強制シャットダウンも反応しなくなります。

よって、ハードウェアにも影響が出ていると言うことになり、システム的な問題と仮説を立てて原因を調べていきます。



イベントヴューワでエラーを確認する

Windowsにはイベントビューワと言って、システム内部で発生したエラーやシステムからの警告を確認できる機能があります。

キーボードショートカットの + Rで「ファイルを指定して実行」に、

eventvwr

と入力してEnterを押すとイベントビューワが起動します。

起動したイベントビューワの「管理イベントの要約」でエラーや警告を確認できます。

「重大」の項目を表示させて内容の上で右クリックし、「このイベントのすべてのインスタンスを表示」をクリックします。

すると重大なエラーに関しての詳細が表示されますので確認します。

イベントに、

「システムは正常にシャットダウンする前に再起動しました。このエラーは、システムの応答の停止、クラッシュ、または予期しない電源の遮断により発生する可能性があります。」

と表示されています。

詳細情報にあるイベントログのヘルプを見ると、イベントソースは「Microsoft-Windows-Kernel-Power」でイベントIDは「41」となっています。よってKernel-Power41の問題が原因となります。

イベントビューワのイベント詳細ログの見方はMicrosoft.com クライアントの管理を参照してください。

Kernel-Power41問題は厄介

Kernel-Power41は「カーネル41病」「KP41病」とも言われており、Windowsで古くからある厄介なバグです。

原因の特定が難しく、色々な対策を一つずつ試して、消去法で様子を見ないことには特定できません。

このKernel-Power41問題の対策として、代表的なものに以下のような対策があります。

  • パソコンの放電処置
  • メモリの抜き差し
  • 仮想メモリのドライブロケーションの確認
  • BIOSアップデート
  • 電源容量の確認

それぞれ詳しく見てきます。

Kernel-Power41問題の対策

必ずしも上記で挙げた対策が自分のPCに通用するかどうかは分かりません。

ただし、基本的な対策を実地してみることで、原因をある程度絞り込むのに役立ちます。

パソコンの放電処置

パソコンは長期間の使用で、内部にある回路や部品に電気が帯電して、それが原因で不安定になることがあります。

その場合、放電処置を行います。

やり方は簡単で、パソコンをシャットダウンした後に電源ケーブルをコンセントから抜いてしばらく放置するだけです。

放置時間は30分~1時間ほど放置します。

ノートパソコンの場合は、バッテリーも取り外して放置します。

メモリの抜き差し

パソコンのメモリは、相性問題や不具合が多く報告されるパーツの一つでもあります。

繊細なパーツですので、あまり頻繁に抜き差しするのはおすすめできません。かえってリスクを高める可能性もあります。

しかし、慎重な扱いを心がけて一度抜き差ししてみることで、メモリが原因だった場合に回復するかも知れません。

パソコンのケースを開けての作業になりますので、必ず体内に帯電した静電気を逃した後に作業します。静電気を逃す手段としては、身近なもので言えばドライバーの金属部や金属製のスプーンなどを手で触った後に作業するようにします。できれば服装も静電気を帯びない服装で作業するのが望ましいです。

ノートパソコンの場合も、メーカーと型番でメモリの取り外し方を検索すると画像付きで解説されているサイトがありますのでそれを参考に。バラした順番をきちんと覚えて作業すればそんなに難しくはありません。

仮想メモリのドライブロケーションの確認

仮想メモリを設定している場合は、一度ドライブロケーション(ページングファイルの場所)を確認します。

この方法については、仮想メモリについて書いた記事がありますので、そちらに方法も書いています。

私の場合、この仮想メモリのドライブロケーションを怪しんでいます。

Windowsは、何らかの理由でシステムやアプリケーションが応答しない場合に、クラッシュダンプと言うファイルを作成します。

クラッシュダンプは瞬間的にメインメモリの内容を仮想メモリに出力します。しかし、何らかの理由でこのクラッシュダンプファイルがハードディスクに書き込めなかった場合、イベント41が発生します。

ドライブロケーションの最適化は、Cドライブ以外の高速なHDDやSSDに仮想メモリを設定することにより、Cドライブ内での断片化と容量圧迫を防ぐ意味でも他のドライブに設定していたのですが、今はCドライブに戻して様子を見ているところです。

BIOSのアップデート

BIOSはパソコンの中枢部です。BIOSは全てのハードウェアを制御している為、アップデートに失敗すると絶望的です。

こう言った高いリスクを伴う作業は、余計なコストと手間がかかっても良いという人以外は避けた方が無難です。

私の場合、Windows7の時はフリーズなど発生していなかったので、その時と同じバージョンのBIOSが原因の可能性は薄いとみています。

どうしても試したい場合は事前によく調べてから実行することをおすすめします。

電源容量の確認

パソコンの電源容量不足により、イベント41が発生する場合があります。

この場合、パソコンに必要なハードウェアを取り付けた状態でパソコンを起動し、「ある程度負荷のかかる作業」を行っている時にワットチェッカーなどで消費電力を確認します。

自分が普段行っている作業で、メモリの使用率、CPUの使用率、グラフィックボードの使用率が高い作業と言うのが消費電力も大きいので、消費電力の上限を見つけて、その上限より更にゆとりのあるワット数の電源を購入すると言った感じです。

もしくは、無停電電源装置で予備の電源を確保しておくと言うのもアリかと思います。

あとがき

私の場合、上記でも書きましたが、仮想メモリのドライブロケーションを戻して様子見してる状況です。

今のところフリーズはしていませんが、また起こった場合は追記と言う形で書きたいと思います。

ただ、Windows10にアップグレードしてからの症状なので、更新プログラムも怪しいと睨んでいます。

その調査と共に、更新プログラムが原因だった場合も追記で書きます。

以上です。

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