Googleハングアウトの使い方を解説。シンプルなUIで使いやすいメッセンジャーアプリはこれで決まり!
追記:Google Meetについて
メッセンジャーアプリの世界シェアは、現時点ではFacebookが買収したWhats app、FacebookのMessenger、中国のQQなどが上位です。
国内で普及しているメッセンジャーアプリと言えばLINEですが、日本ではなぜLINEが普及しているのか?
その理由は単純で「周りの皆が使っているからどうしてもLINEを使うことになる」からでしょう。
しかしLINEは過去ニュースを見てもセキュリティ面でどうなの?と感じてしまいます。
そもそもAndroid端末ならば、ユーザーの安全性を第一に考えているGoogleのメッセンジャーアプリ「ハングアウト」が始めからプリインストールされています。
おそらくハングアウトが何のアプリか知らない人がほとんどなのではないでしょうか?
ハッキリ言ってこれがあれば、わざわざ余計なものをインストールする必要もなく他のメッセンジャーアプリは不要です。
Googleアカウントさえ持っていればすぐに利用できます。
よってAndroid端末を利用している人はGoogleアカウントも持っているはずなのですぐに利用できるのです。
■目次■
- 1.ハングアウトとは?
- 2.ハングアウトの初回起動時
- 3.ハングアウトTOP画面の見方
- 4.ハングアウトのメニュー項目
- 5.ハングアウトチャット画面の見方
- 6.ハングアウトでの通話
- 7.グループでの会話
- 8.PC版ハングアウトについて
- 9.Google Meetについて
- 10.まとめ
ハングアウトとは?

ハングアウトは好きなユーザーと会話、ビデオ通話、チャットなどができるメッセンジャーアプリです。
シンプルで使いやすくチャットでは画像、動画、地図などをチャット画面からすぐに添付できます。
アプリはAndroid版、iOS版、PC版が用意されています。
ハングアウトはGoogle Chromeを使っていればブラウザ画面からもすぐにアクセスできたり、G-mail画面からもアクセスできるのでとにかく利便性がいいです。
またアカウントを同期すればどのデバイスからでもすぐにアクセスできるので、煩わしい引継ぎ認証などは不要です。
ハングアウトの初回起動時
ハングアウト初回起動時には、Googleアカウントを1つ持っている場合はそのまま自動的にログインします。
Googleアカウントを複数持っている場合はアカウント選択画面で使用するアカウントを選択します。
アカウントに電話番号を設定していない場合は、SMSによる電話認証画面が表示されます。
しかし、通話はせずメッセージだけやり取りしたい場合はそのまま利用可能です。
ハングアウトTOP画面の見方
ハングアウトのUIはG-mailアプリと似ており、G-mailを使っている人でしたら馴染みのある画面で直感的に操作できると思います。
左上がメニュー、右下のプラスアイコンがチャット作成です。実にシンプル。
メニューの項目も最小限で無駄がないです。
ハングアウトのメニュー
ステータス
ステータスでは予定やアイデア、今の気分を入力すると自分とハングアウトできる全てのユーザーで共有できます。
通知をスヌーズ
スヌーズとは最初に通知した後、再度通知をする機能です。時間を設定することで再度通知されます。
招待
招待では自分の電話番号、もしくはメールアドレスを知っているユーザーから直接連絡を受けるか受けないかを選択できます。ここでどちらかを選択しても、いつでも設定から変更できます。
アーカイブ済み
アーカイブ済みはリストに表示されているユーザーとの会話を非表示にできる機能です。アーカイブ済みにした会話でもそのユーザーから新しいメッセージを受信した場合にはリストに表示されます。
設定
設定も非常にシンプルです。チャットにリンクが貼られていた場合にハングアウトブラウザで開くか開かないかの設定と、アカウント設定のみです。
アカウントを選択するとアカウント設定画面になります。項目は、
メッセージ通知音
着信通知音
ハングアウトできる相手の指定
電話番号確認
非表示の連絡先
ブロック中の連絡先
ログアウト、ハングアウトの改善
となります。
ハングアウトチャット画面の見方
チャット画面も各アイコンで分かりやすくまとまっています。以下に説明付き画像を用意しました。
絵文字やスタンプ、地図も即座に使用できます。
チャット画面右上のmore_vertアイコンをタップするとメニューが表示されます。そのオプションでは会話に関する設定ができます。
通知のオンオフ
チャットメッセージの通知音選択
通話通知音の選択
会話のアーカイブ
会話の削除
ハングアウトでの通話
ハングアウトで通話をする場合、ハングアウトダイヤルと言うアプリをインストールする必要があります。もちろんGoogle提供の無料アプリです。

ハングアウトダイヤルはインストールするだけで通話画面が追加されます。チャット画面と通話画面はスワイプで瞬時に移動できます。
Googleアカウントのユーザー名もしくは電話番号から検索します。直接ダイヤルを打ち込む場合は、画面下のアイコンをタップするとダイヤル入力画面になります。
画面右上のプラスアイコンをタップすると発信に関する説明を読むことができます。
同意するを選択した場合は利用規約に記載されているハングアウトで緊急通報の発着信はできないことに同意することになります。
国際電話を利用の際はその国によって通話料がかかりますので、上画像にあるリンクから確認してください。
国内ならばWi-Fiまたは3G/4Gを利用した通話になります。当然パケットを消費しますので、パケ放題でない場合は注意しましょう。
グループでの会話
ハングアウトではグループを作成することができ、グループ会話は150人まで参加できます。
ビデオハングアウトではグループ会話は25人まで参加できます。
グループの作成
グループを作成するにはチャット画面の新しい会話をタップします。
新しいグループをタップします。
任意のグループ名を入力して右上のチェックアイコンをタップするとグループが作成されリストに表示されます。
リストに表示されたグループの上をタップ長押しすると上部バーにアイコンが表示されます。アイコンは3つありそれぞれの機能は以下のようになっています。
グループにユーザーを追加
グループ会話にユーザーを追加するには、画面右上のmore_vertアイコンからメンバーを選択します。
招待リンクをタップしてオンにします。あとはユーザーを追加から追加します。
また、リンクの共有ではグループのリンクを作成できます。作成したリンクを相手に教えることによって、相手はそのリンクからグループに参加することができます。
G-mailやメモ帳を選択することで、グループのリンクが自動で添付、または表示されます。
グループからユーザーを削除
グループからユーザーを削除できるのは、
グループを開始したユーザー
名前、電話番号、メールアドレスのいずれかを使用して追加されたメンバー
のみとなります。
グループからユーザーを削除するには、メンバーから削除したいユーザー名を選択してグループから削除を選択します。
削除したユーザーはグループのメンバー全員に削除したことが表示されます。
再度招待するには、名前、電話番号、メールアドレスのいずれかを使用して招待できます。しかし、削除されたユーザーはグループのリンクからは再度参加できません。
グループから退出する
グループから退出するには、画面右上more_vertアイコンからオプションを選択します。
オプション画面の一番下にグループから退出するがありますのでタップします。
退出を選択するとグループから退出できます。
PC版ハングアウトについて
PC版ではGoogle Chromeの拡張機能としてハングアウトが用意されています。
拡張機能をインストールせずともブラウザから直接ログインして使用することも可能です。
またGoogle検索のTOP画面からもすぐにアクセスできます。右上のアプリメニュー一覧にあります。
G-mail画面からもすぐハングアウトにアクセスできます。左のメニュー下部からハングアウトを始めることができます。
Google Meetについて
ハングアウトは2020年にサービス終了との誤報が流れていた時期もありましたが、実際はGoogle ChatとGoogle Meetへサービス分割しました。
Google ChatとGoogle Meetはクラウド型ビジネス向けソリューションの「G Suite」を利用することで使える有料サービスです。
- Google Chat
- ビジネスチーム向けに設計されたメッセージングプラットフォーム。現時点で28言語に対応。各チャットルームは最大 8,000 人のメンバーをサポート。Google Chat
- Google Meet
- ビジネス仕様の安全性の高い会議ツール。「G Suite」と「G Suite for Education」で提供されている。Google Meet
そして、先日2020年04月29日にGoogle Cloud公式ブログ 製品ニュース にて「Google Meet」をすべてのGoogleユーザーに無料で提供することが発表されました。
Google Cloud公式ブログによると、「5月初旬から数週間かけて順次お使いいただけるようになります。」と書かれています。また、「無料版の Google Meet では、会議毎に60分の時間制限がありますが、本制限は2020年9月30日までは無効です。」とも書かれています。
よってGoogle Meetは2020年9月30日まで無料開放されるようです。
個人用アカウントでGoogle Meetを利用する場合、ウェブはmeet.google.comから利用が可能になります。iOS,Androidはアプリで利用が可能になります。
まとめ
もはやGoogleの利便性は他の追随を許さないレベルまできています。
Googleアカウントを持っているだけで様々なサービスを利用できますし、ブラウザがChromeの場合、アカウントにログインしていれば瞬時に目的のサービスへアクセスできます。
ハングアウトのデメリットと言えば、国内で使っている人をあまり見かけないのでこの利便性を分かち合えないことですかね~。
ビスネスシーンでも活躍すると思うのにどうも日本はガラパゴス体質でこういった事の融通が利かないんですよね(汗)
他に分からないことがあればハングアウトヘルプで確認できます。
iOS版も用意されていますが、Android端末をお持ちならデフォルトで入っていると思いますので一度試してみるのもありかと。
ガラパゴス化したアプリを使うのもいいですけど、グローバルなアプリを使うのも新鮮でいいですよ。新しい発見があるはずです。