【素材比較】冬に必須の発熱インナーはどれを選べば良いのか検討してみる

   2018/12/02

更新:ブランド追加、追記(2018/12/01)

11月に入り寒くなって参りました。

これからの冬本番に向けて発熱インナーをそろそろ買おうかと思っています。

上下セットで数着は持っているのですが、生地がへたってきているものもありますのでとりあえず新たに2セットは欲しいところです。

ユニクロのヒートテック発売以来、この発熱インナーが世間に広く浸透しましたが、今は色々な会社から独自の発熱インナーが販売されています。

今回は各社それぞれが使用している素材についてまとめておきます。

私は夏はあせも、冬は乾燥肌と幼少期から肌が弱いです。ですのでインナーの生地によっては肌がチクチクしたり痒くなったりもします。

ですので普段使用している下着やインナーは綿100%です。

そのへんも考慮して選ばなければならないので選択肢は限られてきます。

肌の強い人は気にせず読んでみて下さい。



 

発熱インナーとは?

発熱インナーと言ってもその素材には種類があります。

蓄熱保温素材

太陽光を吸収して熱エネルギーに変換する物質を繊維に練り込んでいるものです。繊維に練り込まれた物質が発熱することで衣服の表面温度が高くなります。遠赤外線機能により人体から発せられた熱を外に逃がさないのも特徴で保温性もあります。
ユニチカ「サーモトロン」参照

遠赤外線放射素材

加熱すると遠赤外線を放射するセラミックを繊維に練り込んでいます。
日本エクスラン工業株式会社参照

吸湿発熱素材

人体から発生する汗や水蒸気を吸湿して発熱する素材。厳密には吸湿発熱する繊維のことです。昔から知られる羊毛繊維は吸湿して暖かくなります。そして羊毛繊維よりも更に吸湿性の高い繊維を綿などに混ぜて織り込んだものが吸湿発熱素材です。主に販売されているのはこの吸湿発熱素材を使用したインナーです。
日本エクスラン工業株式会社参照

ブランドと使われている繊維の種類

吸湿発熱インナーで主に使われている繊維は基本的に化学繊維が多いです。
主たる化学繊維にブランド独自の吸湿発熱機能や遠赤外線機能を持った素材を練り込んだりしています。

ブランド名 商品名 使用繊維
ミズノ ブレスサーモ ポリエステル,指定外繊維(ブレスサーモ)
ユニクロ ヒートテック レーヨン34%,ポリエステル33%,アクリル28%,ポリウレタン5%
グンゼ ホットマジック ナイロン30%,アクリル30%,キュプラ20%,ポリエステル15%,ポリウレタン5%
ベルメゾン ホットコット 綿95%,ポリウレタン5%(ストレッチ天竺)
しまむら ファイバーヒート レーヨン65%,アクリル30%,ポリウレタン5%
イオン(トップバリュー) ピースフィット アクリル51%,レーヨン42%,ポリウレタン7%
B.V.D heat edit 指定外繊維35%,ナイロン35%,アクリル30%
セブン&アイ・ホールディングス BODY HEATER ポリエステル61%,レーヨン34%,ポリウレタン5%
NEWワークマン HEAT ASSIST HOT-COTTON 綿95%,ポリウレタン5%

※各社商品にも様々なラインナップがあり、ここではスタンダートなモデルで比較しています。

繊維について

衣類に使われる繊維には、大きく分けて天然繊維、再生繊維、合成繊維があります。

天然繊維

天然繊維は植物や動物の毛などを利用した繊維です。

繊維名 原料
綿(コットン) 綿花
絹(シルク) 家蚕
羊毛(ウール) 羊の体毛
カシミア カシミアヤギの体毛
モヘヤ アンゴラヤギの体毛
アルパカ アルパカの体毛

お馴染みの綿、絹、カシミアなどから見ても、軽くて柔らかくしなやかな繊維が多いですね。吸湿性が高いので速乾性はありませんが、肌が弱い人にはこう言った肌触りが良いと言う特徴を持つ天然繊維が適しているのかも知れません。

再生繊維

再生繊維は木(木材パルプ)などに化学処理を施して作られた繊維です。

繊維名 原料
レーヨン 木材(セルロース)を薬品で溶かして再生
キュプラ コットンリンター(綿実の表面に生えている短い繊維)を薬品で溶かして再生
ポリノジック 木材(セルロース)を薬品で溶かして再生
リヨセル 木材(セルロース)を薬品で溶かして再生

レーヨンは柔らかく光沢感があり吸湿性が高いので肌触りが良いと言うメリットがある反面、水分を含むと収縮しやすくシワになりやすいと言うデメリットがある繊維です。そのレーヨンのデメリットを改良して開発されたのがポリノジックやキュプラです。

合成繊維

合成繊維は主に石油を原料に作られた繊維です。石油を原料と言っても、化合物の特質や特性からさらに細かく分類されます。

繊維名 原料
アクリル 石油、天然ガス
ポリエステル 石油
ポリウレタン 石油
ナイロン 石油、石炭

合成繊維は昨今、ハイテクノロジー技術で常に進化しています。マイクロファイバー(超極細繊維)などもそうですね。染色性に優れて色落ちに強かったり、薬品やカビ、虫害に強いと言う性質を持つものが多いです。ただし、静電気も起きやすいです。

吸湿発熱インナーで使われている繊維は、下記に当て嵌まるものがほとんどだと思います。

  • レーヨン
  • アクリル
  • ポリエステル
  • ポリウレタン
  • ナイロン
  • コットン

繊維については調べていると、私自身聞いたこともないような繊維がたくさんありました。

こちらのサイトが非常に見やすくまとめられており参考にさせて頂きました。

またGoogle検索で化学繊維の断面図などを見ると、形状的に刺激がありそうなものも多いです。



肌が弱い人の選択肢

肌が弱い人はできれば綿100%、もしくは綿の割合が多い商品が望ましいです。

しかし私の場合、ユニクロのヒートテックは何回か洗濯する内に痒くなりませんでした。

しまむらのファイバーヒートは、何故か洗濯しても肌がチクチクして駄目でしたので、レーヨンが合わないのでしょうか。ヒートテックもレーヨンを使っていますが、使用割合で言うとファイバーヒートの方が多いので。

それを考えると私の場合はやっぱり綿100%に越したことはないですねー。

比較した中ではベルメゾンのホットコット、イオンのピースフィット、グンゼのホットマジック、ワークマンのヒートアシストホットコットン になりますね。

イオンのピースフィットはラインナップの中に肌側綿100%の商品があります。これは調べていて初めて知りました。

グンゼのホットマジックには静電気軽減機能を持った綿混の商品があります。綿70%,アクリル30%ですので割合的にもしかしたら痒くならないかも知れません。

ワークマンのヒートアシストホットコットンはベルメゾンのホットコットと素材も同じ割合ですね。見つけて即買いしました(笑)

去年はベルメゾンのホットコットを購入しました。通販も良いんですが、イオンなら近くにもありますしピースフィットなら寄ったついでに買うことができるので良いですね~。

ただ、ホットコットに比べ価格はおよそ2倍になります・・

それを考えるとワークマンのヒートアシストホットコットンは要注目です。

コンプレッションインナーと言う選択肢

追記でも書いていますが、コンプレッションインナーを着ると言う選択肢もあります。

コンプレッションインナーとは元々、スポーツウェアとして開発されたものです。

激しく動く場面の多いスポーツで、怪我の予防や身体サポートなどの機能性を重視しています。

コンプレッション(compression)=圧縮と言う意味からも分かる通り、身体に圧をかけることで、関節への負担や筋肉への負担を軽減させるよう開発されています。

また、遠赤加工や吸汗速乾などの機能がある製品も登場しており、スポーツのみならず、アウトドアやワークウェアとしても着ることができます。

コンプレッションインナーを初めて着る人はキツいと感じるかも知れませんが、すぐに慣れると思います。

身体に圧がかかり密着している分、暖かさがより実感できます。

まとめ

肌が強ければブレスサーモを買うと思うのですが、もし合わなかったらもったいないので躊躇してしまいますね。。

基本的に吸湿発熱インナーは高湿度で暖かくなり、低湿度で冷えてしまいます。

運動などで汗をかくと、体温と吸湿発熱の相乗効果で暖かくなりますが、汗が引くと一気に寒くなります。

これが吸湿発熱インナーのデメリットでもあります。肝心なのは汗が引いた後であり、その辺りを踏まえると遠赤外線機能を持ったインナーが良いかも知れません。

各社発熱量や吸湿性能を高めた独自の素材を使用しているみたいですが、論より証拠。肌に合うか、暖かいかは実際に着てみるしかないですね。

とりあえず私の場合は、ホットコットが肌も痒くならずに間違いないので今年もお世話になりそうです。

でもピースフィットも気になるな~今度イオン行った時に見てみます(笑)

追記(2017/10/17)

コンプレッションインナー「BODY TOUGHNESS」

近くのホームセンターでBODY TOUGHNESSと言うブランドの遠赤加工パワーストレッチ長袖シャツとパンツを買ったのですが、これめちゃくちゃ暖かいです!!

裏起毛で素材は、ポリエステル95%,ポリウレタン5%でしたので痒くなるだろうなと思ったのですが、遠赤加工に引かれて試しに買ってみました。

1回洗濯して着ましたが、最初着た時は「きつい!これサイズ間違ったか?」と思うほど肌に密着します。

パワーストレッチとあるので身体のラインに合わせて素材が伸縮するようで、動いても全然余裕です。

そして全く痒くなりませんでした。もしかしたら私の場合、レーヨン以外は大丈夫なのかも知れません。ただ、個人差があると思いますので購入する時はよく検討してみてください。

これを着た後にホットコットを着たのですが、正直暖かさが桁違いです。やはり遠赤加工が保温性を高めているのでしょうか。

調べてみると、作業手袋や作業靴下などのワーク商品を製造しているおたふく手袋株式会社の製品でした。創業大正15年、老舗中の老舗です。

BODY TOUGHNESS公式HP

ホットコットと値段もあまり変わらないのでこの冬はこれを愛用します!棚からぼた餅的な気分です(笑)

一応、ホームセンターやワーク用品を扱うショップなどで見つからなければ通販でも買えます。

追記(2018/12/01)

全国店舗数831店となり、現在勢いのあるワークマンは、その名の通り作業服や安全靴や防寒着を扱っているショップです。

私は数年前からワークマンに冬用のジャンパーやインナー、部屋着などをよく見に行っています。

数年前と比べ、ここ最近ワークマンは機能性 + デザイン性を重視した商品が増えたように思います。いわゆるザ・作業着と言う印象はなく、キャンプや登山などでも着れそうなおしゃれなデザインの商品も取り扱い始めた印象です。

そこで見つけてしまったのです・・綿素材の吸湿発熱インナーを!!

その名もヒートアシストホットコットン!(裏声絶叫)

店内をうろついている時に、目の片隅に入ったCOTTONと言う文字に引き寄せられるように私はその商品の置いてある棚へ移動していました。

商品をよく見てみると、綿95%の裏起毛であることが分かり、心の中で「イエス!!」とガッツポーズをとりました。

実際に着てみましたが、やっぱり裏起毛は暖かいです。裏起毛があるとないとでは明らかに違いが分かります。

あとは着用や洗濯による生地のへたり具合ですね~これもしばらく着用してレポートしようと思っています。

あと、ワークマンは独りで入る時に女の人は少し入りづらいかも知れません。その理由は店舗を見た時にどうしても「働く男の作業着」って印象を受けるからだと思います。個人的にはその無骨さが好きなのですが(笑)

でも普通に女の人も見かけますし、女性用のものも扱っています。この前なんか結構若い女の子が独りで来ていましたよ。

それとワークマンはオンラインストアがあります。

オンラインストアで注文して店舗で受け取りも可能です。ただし、送料は1万円以上の買い物で無料みたいです。

上手く活用してみてはいかがでしょうか?

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