[Windows10]勝手に再起動されると困る!Windows Updateの自動更新を無効、または手動にする方法の備忘録
先日、デスクトップ画面のままで放置していると勝手にPCが再起動していました。
PCが勝手に再起動する原因と言えば真っ先にWindows Updateの自動更新が思い浮かびます。
そういえば、Windows7からWindows10へアップグレードしてからはWindows Updateの更新設定をしていませんでした。
それまでに何回も更新通知が表示されていましたが、更新日時などを延長したりして時間のある時にだけ手動で更新するようにしていました。
ところが今回、少しPCから離れている時に勝手に再起動していたので焦りました。
作業中やバックグラウンドで何かの処理を行っている時に勝手に再起動されたら非常に困ります。
そこでWindows Updateの更新設定をもう1度設定しなおす事にしました。この記事はWindows Updateの自動更新を止めて手動で更新する設定手順の備忘録とします。
※Windows UpdateはOSを常に最新の状態に保つことでセキュリティリスクに対処します。また追加された便利な機能や、プログラムを動作させるのに必要なファイルなども含まれる為、本来は自動更新をオンにしておくのがベターです。この記事はWindows Updateの無効化を推奨するものではありませんので自己責任でお願いします。
目次
Windowsサービスの自動更新を手動にする
まずは、WindowsサービスからUpdateの自動更新を手動、または無効にします。私は今回無効にしました。
+ Rでファイルを指定して実行に「services.msc」と入力してOKをクリックします。
Windows Updateをダブルクリックするとプロパティ画面になるので「手動」→「停止」→「OK」と設定します。
あとで自動更新に戻したくなった場合は、上記の手順で「自動」に変更します。
タスクスケジューラーを無効にする
次にWindows Update関連のタスクスケジューラーも無効にします。
+ Rでファイルを指定して実行に「taskschd.msc」と入力してOKをクリックします。
「タスクスケジューラーライブラリ」→「Microsft」→「Windows」→「Windows Update」と進みます。
- タスクスケジューラーライブラリ
- Microsft
- Windows
- Windows Update
- Windows
- Microsft
「Scheduled Start」の上で右クリックして「無効」を選択して「OK」をクリックします。
あとで自動更新に戻したくなった場合は、上記の手順で「有効」に変更します。
Windows10 Professional、Enterprise、Educationバージョンの場合
グループプリシーエディタの設定
上記設定に加えて、グループポリシーエディタからWindowsが更新プログラムをダウンロードしてインストールしないように設定することができます。
+ Rでファイルを指定して実行に「gpedit.msc」と入力してOKをクリックします。
「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Windows Update」と進みます。
- コンピューターの構成
- 管理用テンプレート
- Windowsコンポーネント
- Windows Update
- Windowsコンポーネント
- 管理用テンプレート
右ペインにある「自動更新を構成する」をダブルクリックします。
「無効」を選択して「適用」「OK」をクリックします。
あとで自動更新に戻したくなった場合は、上記の手順で「有効」に変更します。
Windwosの設定から更新を一時停止する
Windows10 Professional、Enterprise、Educationバージョンを使っている場合、更新プログラムのインストールを最大35日間、一時停止することができます。※このオプションは、Windows10 バージョン1709以降でのみ使用できます。
キーボードショートカットの + Xから「設定」→「更新とセキュリティ」に移動します。
「Windows Update」から「詳細オプション」に移動します。
期間を設定します。
あとで更新を再開したくなった場合は「更新の再開」をクリックします。
Windows Updateを完全に停止するには?
ちなみにWindows10では、Windows Updateサービスを無効にすることで更新プログラムのダウンロードとインストールを防ぐことはできません。
その原因は、Windows10がこの設定を上書きするためです。
更新プログラムのダウンロードとインストールを完全に止めたい場合は、関連プログラムのアクセス所有権を変更したり、レジストリを変更する必要があるのであまりおすすめはできません。
完全停止するにはシステムフォルダにあるWindows Update関連の.exeや.dllのアクセス許可を削除、変更する必要があります。
そしてWindows10のバージョンによっては関連ファイルが異なりますので、慎重に操作する必要があります。
例えば当ブログのModifiableWindowsAppsと言う謎のフォルダの正体でも取り上げましたがTrustedInstallerのアクセス許可を解除するだけでもセキュリティリスクは高くなります。
完全停止に関しては私自身も試していませんので割愛させていただきます。
まとめ
Windows Updateで思うのは、とにかく勝手に再起動するのだけはやめて欲しいですね。
冷静に考えてもこの仕様はPCトラブルの元になります。
私はいつも常駐させている特定のアプリケーションがあるのですが、自分でシャットダウンや再起動を行う時には必ずアプリを保存した上で終了する旨のポップアップが表示されます。
今回はそれを無視して強制再起動したのでこれはダメだと思いすぐに対処することにしました。
Windows7でも設定していたのですが、手順を忘れるので今回備忘録として書いておくことにしました。
Windows10のprofessionalバージョンを使っているならば35日間は確実に更新を止めることができるので、対処したい方はトラブルが起きる前に対処しておいた方がいいかも知れませんね。